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2021年02月03日 07時35分 JST | 更新 2021年02月03日 11時06分 JST

SDGsをカレンダーで考える。「ハフライブ」は毎月、季節の話題からSDGsを話し合います。

「誰ひとり取り残さない」世界を目指すSDGs。今、取り組まなくてはならないけれど、抽象的でわかりにくい面も。そこで毎月、季節の話題で「自分ごと化」できるライブ番組をつくります。

ハフポスト日本版の生配信番組「ハフライブ」。2021年は年間テーマとして「SDGs」を掲げて、毎月、その月ならではのテーマを取り上げていきます。

SDGsは環境問題、ジェンダーや教育の格差、貧困問題の解決をめざす国際的な目標です。すべての国連加盟国が賛成していて、私たち全員の、毎日の生活や仕事に関わってきます。

でも、ちょっと抽象的でわかりにくく感じるところもありませんか?

そこで、ハフライブは、季節ごとのイベントを入り口にして、1〜12月の月ごとの「SDGsカレンダー」を作りました。誰にとっても身近なSDGsを考えていきます。

季節の話題からSDGsを考えるって?

こちらが、ハフライブの「SDGsカレンダー」です。

左上から順に1月、2月、3月…。月ごとに、身近なテーマでSDGsを考えていきます。

ハフライブ「SDGsカレンダー」

例えば2月といえばバレンタイン。

そしてバレンタインといえばチョコレートです。実は、チョコレートの裏側には隠れた「社会問題」があります。

原料となるカカオを生産する途上国での深刻な児童労働、プラスチックゴミの問題、あるいは「女性が職場の上司や同僚にチョコレートを贈る」などのジェンダーに関する固定観念など…。

そうしたことをつなげて考えてみるのが、SDGsのキモです。

ハフライブカレンダー2月「チョコレートとSDGs」

3月になると、本格化するのが「就職活動」。給与や会社の規模も大事ですが、SDGsにどれくらい本気で取り組んでいるかで「ランキング」にしてみたらどうなるか? 全く新しい指標ができるかもしれません。

面接で「御社は環境の環境問題への取り組みは?」と聞く学生も増えそうです。そうなると、経営陣だけでなく、人事部にとってもSDGsは身近なテーマとなってきます。

ハフライブSDGsカレンダー3月「就活とSDGs」

4月は「アカデミー賞とSDGs」。人権や格差の問題について話し合います。

アカデミー賞は今後、作品賞の選考対象になるためには俳優や制作者などに、女性やマイノリティーが一定数いることが求められます。長らく白人男性優位で成り立ってきたハリウッドは、大きな転換点を迎えています。これもSDGs目標5の「ジェンダー平等の実現」や10「人や国の不平等をなくそう」をはじめ、さまざまな目標に関わってきます。

ハフライブSDGsカレンダー4月「アカデミー賞とSDGs」

少し季節が進んで8月に入ったら、「エアコンとSDGs」がテーマ。地球温暖化を食い止めるために、なるべくエアコンは使わない方が良いのですが、熱中症になれば誰かの命に関わることです。

エアコンを付けるべきか、消すべきか、それとも設定温度を変えてみる…? 何か一つを解決しようとすれば、他の問題が立ち上がってきてしまう。SDGsには「ジレンマ」がつきまとます。その矛盾に対して諦めず、頑張って努力している人を冷笑せず、「ジレンマ」を整理して、視聴者や読者と一緒に考えていきます。

ハフライブSDGsカレンダー8月「エアコンとSDGs」

 「横文字をやめてほしい」という読者の声

ハフポスト日本版は2020年12月、働く人たちを中心にSDGsに関するアンケートをしました。回答は360件。悩みの声をいくつか紹介します。

 「SDGsというキーワードだけが目立ち、詳細がぼやっとしている」

「具体的に世の中で何が起きているか示してほしい」

「もう横文字はやめて欲しい」

最近よく聞くようになったけど、要はどういうこと?と思っている人の多さを感じました。

だからこそ、ハフライブでは、身近な「カレンダー」に引き付けて考えたいと思います。

SDGsという抽象的なことを毎月考えるのは難しくても、カレンダーだと、1カ月に1回見ますし、手触り感も得られる。めくっていく楽しさもあります。

日常会話の延長で、世の中のジレンマと向き合い、考える。

1年間、読者や視聴者の方と一緒に歩みたいと思います。

 

「ハフライブ」年間カレンダー

1月:「新・ていねいな暮らし」とSDGs

エシカル消費って何? ファッション業界の流行から考える、新しい買い物のかたち。

2月:チョコレートとSDGs 

バレンタインデーに考えたい。海の向こうの児童労働や、プラごみ問題、職場のジェンダー格差のこと。

3月:就活とSDGs 

「環境に配慮した会社ですか?」面接では、“企業のSDGs本気度”を聞こう

4月:アカデミー賞とSDGs 

#MeTooから3年、BLMから1年。 人権問題にエンタメはどう向き合う?

5月:子どもとSDGs

気候危機は”待った無し”。ジェンダーギャップはG7最低。日本の教育はどうあるべきか?

6月:夏のボーナスとSDGs

そのボーナス、どこに預ける? あなたの銀行選びが「戦争」や「気候危機」に影響するかもしれません。

7月:牛肉、うなぎ、マグロとSDGs

土用の丑の日のうなぎ、食べる?食べない? 10年後、あのグルメ食材をまだ食べてるのは私たちだけかも…

8月:エアコンとSDGs

「環境に気を使って冷房を我慢したら熱中症になった」 SDGsは“あっちを立てればこっちが立たず”

9月:台風とSDGs

ここ数年、毎年のように起きる「史上最大級」の水害。防災対策とセットで知って起きたい「気候危機」のいま。

10月:国際ガールズデーとSDGs 

10月11日は国際ガールズデー。児童結婚や女性の貧困…。なぜ女の子ばかり割を食うの? 真の「実力社会」が来る日を目指して

11月:ブラックフライデーとSDGs

大量生産大量消費・バーゲン叩き売りは、本当にもうしんどい。企業は、消費者は、どう変わるのか。

12月:2022年とSDGs。残り8年しかない

2021年のSDGs10大ニュースと、2022年への展望を語り合う。あと8年…何ができるのか。

 

《SDGs、特に関心がある項目は?【アンケート】》

ハフポスト日本版は、SDGに関する皆さんのご関心やアクションについて聞くアンケートを実施中です。いただいたご意見は、今後のコンテンツ制作・発信に生かします。(回答時間目安:2分)

 回答はこちらから⇒ https://forms.gle/j6fPhxL4rBXU8FYB8

huffpost

ハフポストは、新企画「SDGsで世界をリ・デザインする」をはじめました。

貧困、環境問題、ジェンダー不平等…。さまざまな社会課題は、お互い複雑に絡みあってます。ビジネスの力で解決を望んでも、何かにチャレンジすると、短期的に別の問題を引き起こすことも…。”あっちを立てれば、こっちが立たず”です。こうした「ジレンマ」について知り、社会を前に進めていくために。企業や、働く私たちができること・やるべきことについて考えます。