イチロー現役最後の試合を終え...チームメート「一緒にプレーした全てのことが思い出された」

ヒーローインタビューに立ったのはイチローを師と仰ぐチームメートだった。

現役引退の意向を示しているイチロー選手の最後の試合が、3月21日東京ドームで行われた。

試合は延長12回表、相手の守備のミスでイチローの所属するシアトル・マリナーズが勝ち越し、そのまま5対4で勝利した。

試合が終わると、すでにベンチに退いていたイチローはマウンドへ向かい投手と握手。審判とも笑顔で会話すると、背中をぐっと押される一幕もあった。

■「全てのことが思い出された」

ヒーローインタビューには、1番・セカンドで出場したディー・ゴードン選手が立った。

イチローを「人としてもプレーヤーとしても尊敬している」と話し、師と仰いでいたゴードン選手は、イチローがゲームを退いた時にベンチ前でハグ。

その後、守備位置についたあと、大粒の涙を流していた。

ゴードン選手はイチローとハグをしていた時のことを問われると「とにかく一緒にプレーした5年間色々なことを教えてくれた。全てのことが思い出されてとても印象的でした」と振り返っていた。

■グラウンドに登場

イチローは、試合終了後ベンチ裏へ下がったが、ファンの「イチロー」コールが鳴り響くとユニフォーム姿でグラウンドへ登場。

時折笑顔を見せ、スタンドへ手を振りながらゆっくりと歩いてグラウンドを一周した。

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