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2019年07月22日 12時19分 JST | 更新 2019年07月22日 12時43分 JST

体外受精で胚を取り違え出産。夫婦は親権も失い、クリニックを提訴。

アジア人夫婦から産まれた双子は、どちらもアジア人ではなかったという。

PhonlamaiPhoto via Getty Images
IVF イメージ画像

アメリカ・ニューヨーク在住の夫婦が、体外受精によって双子の男の子を出産した。しかし、実は子供達は遺伝的に無関係で、体外受精の際に取り違えたことによって別の夫婦らの子供を出産していた、とCNNが報じた。 

アジア人夫婦から産まれた双子は、どちらもアジア人ではなかったという。DNA検査の結果、双子は夫婦とは無関係で、同じ不妊治療クリニック「CHA Fertility」で治療を受けていた他のカップルらの子供たちであることが判明した。

妊娠期間中にも疑問が上がることもあったという。

不妊治療により形成に成功した5つの胚のうち、その4つの性別が女性だった。それにも関わらず、超音波検査で双子の性別が両方男の子だと分かり、夫婦は困惑したという。そもそも、「男性」の胚はその際移植されていなかった。

しかし、不妊治療クリニックの経営者らに相談すると、超音波検査は「確実」ではないと言われ、経営者のうち1人は、自分の妻の妊娠の時も男の子と言われていたが結局女の子だった、と話したという。

結局、2019年3月に夫婦が出産したのは、アジア人でない双子の男の子だった。

出産した夫婦は、その後発覚した双子それぞれを遺伝的な両親らとの訴訟などを経て、親権を引き渡した。

夫婦は、肉体的・精神的に苦しんでおり、不妊治療クリニックに対し、医療過誤や過失を含む、14の案件で被告を訴えている、とCNNが報じている。

一方、双子のうち1人の遺伝的な両親である夫婦も不妊治療施設を提訴している、と地元紙Los Angeles Timesが報じている。