「私のこと何も知らないでしょ?」ジェニファー・アニストン、止まない妊娠説は相手にしないと決意

彼女は以前から、「完璧になるために、結婚したり母親になったりする必要はない。『幸福な未来』は自分で決めるべきもの」と語ってきた。
ジェニファー・アニストン 2020年1月19日撮影(ロサンゼルス)
ジェニファー・アニストン 2020年1月19日撮影(ロサンゼルス)
Axelle/Bauer-Griffin via Getty Images

人々はなぜか、ジェニファー・アニストンが子どものいない人生を満喫することを、許してくれないようだ。

アニストンが世間の注目を浴びてからというもの、彼女がいつ子どもを持つか、という執拗なまでの推測が常につきまとっていた。彼女は2000年から2005年までブラッド・ピットと、2015年から2018年ごろまでジャスティン・セローと結婚していたが、子どもを持つことはなかった。妊娠の噂が浮上する度に彼女は、「余計なお世話」と言ってきた。

しかし、アニストンはこういった「意地悪」な妊娠説を個人的に受け止めるのはやめたようだ。彼女が感じた子どもを産む事に対するプレッシャーについて、12月8日に掲載されたHollywood Reporterの特集記事で語った。

「余計なお世話を焼いてくれてるだけなんでしょうけど、私は『私ができることをするから、それを見るかはあなたが決めて』というだけ。だから私は、できるだけ姿を消して、楽しんで、変わった役を演じて、何も気にしないで、ただ楽しむだけです」

「以前は妊娠の噂などを、個人的に受け止めていました。『子どもよりキャリアを選んだ』という憶測とかね。...でも、私のことを、個人的にも、医学的にも、何も知らないでしょ?子どもが持てるのか、持てないのか?...何も知らない。そういった憶測は、とても傷つくし、不快でした」

彼女は、そういった噂の責任のほとんどはタブロイドにあるというが、近年のソーシャルメディアの普及により変化しているという。

「前はタブロイドやメディアがしていたことを、今は一般の人がやっている。しばらくタブロイドは見ていないけど、私はまだ双子を妊娠中?52歳で奇跡の母親になるのかしら?」

また、アニストンはメディアにおけるダブルスタンダードについても言及。「男性は何度でも結婚できるし、相手が20代や30代でもいい。でも女性はそれを許されません」

2016年、彼女はセローとの子どもを妊娠したと噂される中ハフポストUS版に寄稿し、「女性の価値が結婚や子供がいるかどうかで、決められている」と強く感じていると述べた。そして、

「パートナーや子供がいてもいなくても人は完璧になれる。美しいかどうかは自分たちで決めるものです」

「完璧になるために、結婚したり母親になったりする必要はありません。『幸福な未来』は自分で決めるべきものですから」

と語っている。

残念ながら、アニストンが家庭を持つという噂はその後も続いており、2021年初めには、彼女が密かに養子を迎えたという報道もあった。

彼女の代理人はこの噂を完全に否定し、「ジェニファーが養子を迎える手続きを進めているという噂は誤りで、過去にもそういった事実はありません」と答えた。

ハフポストUS版を翻訳・編集しました。

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