国分太一さん涙…「僕の心の中には『YOUやっちゃいなよ』という言葉がずっとある」 ジャニー喜多川社長との思い出を語る

国分太一さんは、MCを務める番組「ビビット」でジャニーさんの言葉で、「(所属タレントたちは)チャレンジをできるようになった」と語りました。
「ビビット」公式サイトより
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TOKIOの国分太一さんが7月10日、MCを務める情報番組「ビビット」(TBS系)で、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長について思いを語った。

「ジャニーさんには、エンターテインメントの素晴らしさ、この仕事の魅力、難しさ、たくさんのことを教えてもらいました」

■国分さん、涙を流し、声を詰まらせる

番組ではジャニー社長が亡くなったことを悲しむファンの声や事務所側の発表文などを冒頭のVTRで紹介。国分さんは、何度も瞬きをしながらじっと見ていてた。

冒頭のVTRが終わると、国分さんは「おはようございます」と言った後、涙を流し、声を詰まらせた。

国分さんのコメントは以下の通り。

■「YOUやっちゃいなよ」という言葉が、ずっと胸の中に

この顔は一番ジャニーさんが嫌がっていると思うんですけども…、やっぱり長かったんですよね。残念です。

お伝えしているように、ジャニーズ事務所代表取締役ジャニー喜多川が、昨日亡くなりました。87歳でした。

あの、気持ちの整理がつかないまま、番組の時間がきてしまいました。本当にこれ今、泣いてる姿見たら、ジャニーさん相当怒ると思うんですけどもね。こんなつもりじゃなかったんですけども、すみませんジャニーさん。

ジャニーさんとの出会いは、自分が13歳のころで、振り返ると31年経ちました。その31年の間で、ジャニーさんには、エンターテインメントの素晴らしさ、この仕事の魅力、難しさ、たくさんのことを教えてもらいました。

この番組を始める時も、非常に迷いました。でも、僕の心の中には、ジャニーさんがずっと言っていた「YOUやっちゃいなよ」というその言葉が、ずっと胸の中にあります。

これは、色んなことにチャレンジしているジャニーズ事務所の所属タレント全員が持っている言葉です。「YOUやっちゃいなよ」という言葉で、新たな挑戦、そしてチャレンジをできるようになったんだと、僕はそう思っています。

本当に感謝しかありません。ジャニーさん、本当にありがとうございました。すみません、なんか(笑顔)。

こんなつもりじゃなかったんですよね、本当に。毎回泣いちゃってる俺。

■病室で「七夕」の短冊 「ジャニーさんと今後やりたいこと」

国分さんは、以上のコメントをした後、真矢ミキさんら出演者と会話をしながら、ジャニー氏の入院中に病室にタレントたちが集まっていた時のことを明らかにしていった。

入院中の病室には、夜中でも常にタレントがいる状況で、病室には歴代のジャニーズの曲が流れ、そのプレイリストは1回11時間に及んだという。そのほか、モニターでコンサート映像などを流していた。ジャニー氏の前で、みんなで好物の焼肉弁当を食べて、においを伝えることもしたという。

「病室内でも、普段しゃべることのない後輩だったりとか、そこまで深く話さなかった先輩と、ジャニーさんを囲んで、『当時どんな感じだったんですか』とか、知らないジャニーさんの話を聞けた3週間でもあった。そこもジャニーさんは演出していたのかなあ。別れる時間というのをいっぱい作ってくれて、僕が31年間で知らなかった部分も、他の先輩や後輩に教えてもらった。貴重な時間でしたね」

7月7日の七夕には、病室に笹をおき、「ジャニーさんと今後やりたいこと」をみなで短冊に書いて飾ったという。

「僕は若い頃からジャニーさんにすごく怒られてたんですよ。例えば、テレビでこうやって泣くと、『YOU最悪だよ』『演者が泣いちゃだめだよ。我慢しなきゃいけないんだよ』というようなことを、ものすごく若い頃から怒られていたんですよ」と話し、自身は「元気になってTOKIOを叱咤激励してほしい」という趣旨のことを書いたという。

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