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2019年07月08日 13時26分 JST

中2刺殺の事件、逮捕の14歳が学校に相談していた 被害者と以前からトラブルも

逮捕された少年は「以前教科書を隠され、問い詰めたが否定されたのでけんかになった」という趣旨の供述をしているという。

朝日新聞社
埼玉県警本部=さいたま市浦和区

被害者とトラブル、逮捕の14歳が学校に相談 中2刺殺

 埼玉県所沢市で市立中学2年の本郷功太郎さん(13)が刃物で刺されて死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された同級生の少年(14)=殺人容疑で送検=が「以前教科書を隠され、問い詰めたが否定されたのでけんかになった」という趣旨の供述をし、本郷さんとのトラブルについて学校に相談もしていたことが、捜査関係者や市教育委員会への取材でわかった。

 捜査関係者によると、少年は事件当日の5日、「教科書のことでけんかになった」と供述する一方で、「この日のことだけがきっかけではない」という趣旨の話もしており、以前からトラブルがあったことをほのめかしているという。

 市教委によると、2人はともに卓球部に所属。県警は、少年が事件直前まで自宅で本郷さんと2人でテスト勉強をしていたとみているが、2人の間には学校生活を通じて何らかの思い違いがあり、この日のやりとりが事件の引き金となった可能性もあるとみて、学校へも聞き取りを行うなどして動機の解明を進める。

 少年から相談があったことは市教委も把握していたが、校長は6日の記者会見で、2人について「担任教諭からはトラブルがあったとの報告は受けていない」と説明。「教師が常に目を配らなければならないような生徒ではなかった」とも話していた。市教委は「会見の時点では『大きなトラブル』としてとらえていなかった」としている。

(朝日新聞デジタル 2019年07月08日 12時56分)

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