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2019年03月14日 16時26分 JST | 更新 2019年03月15日 02時24分 JST

スピノサウルスの化石、和歌山県で発見。ミカンを買いに行くついでに寄った海岸で奇跡的な出会いが…。

発見者は、会社勤めをしながら化石採集に励んできた大阪府東大阪市の宇都宮聡さん。

朝日新聞社
スピノサウルス類の歯の化石を見つけた宇都宮聡さんと、フィギュアメーカー「海洋堂」が制作したフィギュア=2019年3月14日、和歌山県海南市船尾

ミカン買いに行き、海岸の石蹴ったら恐竜の歯が出た

 和歌山県湯浅町の地層から魚食性の大型恐竜、スピノサウルス類の歯の化石が見つかった。県立自然博物館が14日、発表した。国内でスピノサウルス類の化石が見つかったのは、群馬県内での2例に次ぐ3例目。年代は白亜紀前期(約1億3千万年前)で、アジアで見つかった同類の化石では最も古い部類という。

 発見者は、会社勤めをしながら化石採集に励んできた大阪府東大阪市の宇都宮聡さん(49)。昨年10月、ミカンを買うために和歌山を訪れ、海岸に立ち寄った際、転がっている石が目に留まった。この海岸では2007年にも肉食恐竜の歯の化石が見つかっている。蹴り割ると歯の一部が現れ、恐竜と直感したという。

 見つかった化石は1個で、歯の先端部分。円錐(えんすい)形で長さ約14ミリ。表面に縦の筋があり、歯のエナメル質が厚いことなどから、スピノサウルス類の歯と同定された。化石は同館に寄贈され、東京都市大学の中島保寿准教授(古脊椎〈せきつい〉動物学)らと共同で調査を進めた。

(朝日新聞デジタル 2019年03月14日 15時18分)

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