九州大雨、昼ごろにかけてピーク 鹿児島や熊本で土砂災害に警戒

明日以降も梅雨前線は本州付近に停滞し、雨の降る日が多い予想です。総雨量が増加しますので、引き続き雨の情報に注意するようにしてください。
ウェザーニュース

今日7月1日(月)は、未明から鹿児島県内を中心に活発な雨雲がかかり続けていて、鹿児島県や宮崎県などで非常に激しい雨が降っているところがあります。

雨雲の帯は北へ拡大し、昨日大雨となった熊本県でも再び雨が強まる予想です。昼頃にかけて雨のピークとなる見通しです。

既に地盤が緩んでいる 土砂災害に警戒

鹿児島県霧島市の牧之原では、5時20分までの3時間に137.5mmを観測するなど、激しい雨が数時間にわたり降り続いているところもあります。

今後も昼頃にかけて、鹿児島や熊本では、1時間に50mmから80mmの非常に激しい雨の降るおそれがあります。

昨日からの大雨で、既に地盤が緩んでいるため、雨の降り方が強まると土砂災害が発生するリスクが高まります。気象台が発表している土砂災害警戒情報や、市町村の発表する避難勧告等に留意し、川や急な斜面などには近づかないようにしてください。

明日以降も梅雨前線は本州付近に停滞し、雨の降る日が多い予想です。気圧の谷の接近などにより、再び活発な雨雲がかかる日もある予想です。総雨量が増加しますので、引き続き雨の情報に注意するようにしてください。

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