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「いま求められるリーダー像」は? 転職コンサルの答えは、カリスマよりも支援型

これからのリーダーに求められる力を持った実在の経営者は、 「孫 正義」「稲盛 和夫」「柳井 正」。
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ミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している転職コンサルタントを対象に「求められるリーダー像」についてアンケートを行ない、117名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。

調査結果 概要

★ 企業が求めるリーダー像、第1位は「支援型(サーバント型)リーダー」。

★ これからのリーダーに求められる力は「活躍環境の創出」「目標達成の推進」「戦略性」。実在の経営者は、「孫 正義」「稲盛 和夫」「柳井 正」。

★ 85%が「企業が求めるリーダー像は変化している」と回答。変化している業界は「メーカー」、「IT・インターネット」。企業タイプは「中堅・中小企業」。

★ 62%が「求められるリーダー像の変化に対応するため、幹部教育を行なっている企業が増加」と回答。

調査結果 詳細

1:企業が求めるリーダー像、第1位は「支援型(サーバント型)リーダー」。(図1)

転職コンサルタントに「ミドル世代の転職者に企業が求めるリーダー像は、どのようなタイプが多いですか?」と伺ったところ、メンバーや組織の主体性を引き出す「支援型(サーバント型)リーダー」(34%)が最多でした。次いで、カリスマ性や変革性により組織を統率する「統率・支配型リーダー」(25%)、権威・権限で統率する「管理型リーダー」(21%)が続きます。自身の自己実現を軸に周囲を巻き込んでいく「自己実現型リーダー」(13%)は1割に留まりました。

【図1】ミドル世代の転職者に企業が求めるリーダー像は、どのようなタイプが多いですか?

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2:これからのリーダーに求められる力は「活躍環境の創出」「目標達成の推進」「戦略性」。実在の経営者は、「孫 正義」「稲盛 和夫」「柳井 正」。(図2、図3)

「これからのリーダーに求められる力は何ですか?」と伺うと、トップ3は「メンバーが活躍しやすい環境を作り出せる」(60%)、「職場やメンバーを支援し、目標達成に導ける」(58%)、「達成に向け現実的なプロセスを構築できる戦略性」(54%)でした。

また、その回答に当てはまるリーダー像を実在の経営者に例えてもらうと、上位3名に挙げられたのは「孫正義」、「稲盛 和夫」、「柳井 正」でした。

【図2】これからのリーダーに求められる力は何ですか?(複数回答可)

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【図3】「これからのリーダーに求められる力」を持つのは、実在の経営者に例えるとだれですか?

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3:85%が「企業が求めるリーダー像は変化している」と回答。変化している業界は「メーカー」、「IT・インターネット」。企業タイプは「中堅・中小企業」。(図4、図5、図6)

「近年、ミドル世代の転職者に企業が求めるリーダー像は変化していると感じますか?」と伺うと、85%が「変化していると感じる」(変化していると感じる:39%、どちらかといえば変化していると感じる:46%)と回答しました。特に変化を感じる業界は「メーカー」(63%)、「IT・インターネット」(54%)、企業タイプは「中堅・中小企業」(59%)が多く回答されました。

【図4】近年、ミドル世代の転職者に対し、企業が求めるリーダー像は変化していると感じますか?

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【図5】「ミドル世代の転職者に対し、企業が求めるリーダー像が変化していると感じる(変化していると感じる、どちらかといえば変化していると感じる)」と回答した方に伺います。求められるリーダー像が変化していると強く感じられるのはどの業界の企業ですか?(複数回答可)

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【図6】「ミドル世代の転職者に対し、企業が求めるリーダー像が変化していると感じる(変化していると感じる、どちらかといえば変化していると感じる)」と回答した方に伺います。求められるリーダー像が変化していると強く感じられるのはどのタイプの企業ですか?(複数回答可)

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4:62%が「求められるリーダー像の変化に対応するため、幹部教育を行なっている企業が増加」と回答。(図7)

「ミドル世代の転職者に対し、企業が求めるリーダー像が変化していると感じる」と回答した方に、リーダー像の変化に対応するため、幹部教育を行なっている企業は増えていると感じるか伺うと、62%が「増えていると感じる」(増えていると感じる:40%、どちらかといえば増えていると感じる:22%)と回答しました。実際に行なわれている幹部教育の事例も紹介します。

【図7】「ミドル世代の転職者に対し、企業が求めるリーダー像が変化していると感じる(変化していると感じる、どちらかといえば変化していると感じる)」と回答した方に伺います。リーダー像の変化に対応するため、幹部教育を行なっている企業は増えていると感じますか?

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転職コンサルタントに聞いた「幹部教育の事例」

○社外セミナー(経営者や管理職を対象としたリーダー論など)の開催が多くなってきていると感じます。求人を見る中で目にしたことがあるのは、『実際に経営層の補佐としてのポジションを設け、一緒に働きながら経営について学ぶ』、『普段なかなか関われない経営層との会議などに出席し、会社の動きや考え方を共有する』といった取り組みを行なっている企業があります。

○生産性向上につながる仕事環境の作り方や働き方改革、健康経営の効果的な進め方に関する研修を受講させる企業が増えている印象がある。

○他社の同位役職者の方々との合同研修、または期間限定の出向や部署異動により、知見を広げるさせている例がある。

【調査概要】

■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『ミドルの転職』を利用する転職コンサルタント
■有効回答数:117名
■調査期間:2019年5月17日 ~ 5月23日

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