ディズニーが「マーベルランド」発表。スパイダーマンやアベンジャーズのライドも

今回発表されたアベンジャーズ・キャンパスは2020年にカリフォルニア州アナハイムのディズニーランドに、それ以降にパリにオープンする予定で、東京での展開については発表がありません。
Engadget 日本版

(Disney Parks)

ディズニーが、各国のディズニーパークにアベンジャーズやスパイダーマンなど、マーベルをテーマとしたエリアをオープンすることを発表しました。

スパイダーマンと力を合わせ、ウェブシューターで糸を発射して暴走ロボットを止めるライドや、アベンジャーズと共にクインジェットに乗り込みワカンダへ飛び、サノスの軍勢と戦うライドなど、さまざまなマーベル関連の施設やアトラクションを計画します。

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隔年で開催される大イベント D23 Expo で、ディズニーのテーマーパーク部門 Disney Parks が発表したのは、各国のディズニーテーマパークで今後数年にわたって展開するマーベル関連エリアについて。

ディズニーは従来から、香港ディズニーランドで稼働中のスターク・エキスポ(アイアンマン・エクスペリエンス)など、マーベル関連のアトラクションを営業してきました。

今年のD23 Expo ではさらに、パリとアナハイムのディズニーランドにオープンするアベンジャーズ・キャンパスなど、今後数年にわたる展開が明らかにしています。

上の画像は、アナハイム(カリフォルニア)のディズニーランドの一部として2020年にオープンするマーベルのテーマアリア「アベンジャーズ・キャンパス」。

次々に地球を襲う脅威に対抗して、アベンジャーズが次世代のヒーローを発掘し育てるために建設した施設という設定です。

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このアベンジャーズ・キャンパスの一部として、スパイダーマンがかかわる研究所といった体裁の「WEB (Worldwide Engineering Brigade)」がオープンします。

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ライド型アトラクションは、WEBのオープンハウスでスパイダーボットが暴走する事件が発生。見学に訪れていた来場者は、WEBが開発したウェブシューター搭載の乗り物「WEB Slinger」に乗り込み、スパイダーマンと協力して事件を解決するといった内容です。

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アベンジャーズ・キャンパス内、アベンジャーズ本部。アベンジャーズとともに専用機クインジェットに乗り込み、ブラックパンサーの故郷ワカンダなどさまざまな目的地へ飛び、敵と戦うライドがオープンします。

こちらはアベンジャーズ・キャンパスの開業から遅れて、フェイズ2での稼働開始となる見込み。いまのところアナハイムのディズニーランドにのみ建設される予定です。

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ライドのほかにもさまざまな施設が用意されます。そのひとつは、アントマンやワスプがサイズを変える秘密「ピム粒子」を食べ物に応用する実験施設という設定の「PYM Test Kitchen」。

日常的な食べ物を巨大化して切り出した(という設定の)メニューや、逆に大きな何かを一口サイズに縮小した(という設定の)メニュー、サイズ感覚の狂う内装が楽しめそうです。

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エリア全体で、アイアンマンやブラック・ウィドウ、アントマンとワスプ、ドクター・ストレンジ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー、ワカンダやアスガルドのスーパーヒーローなどに出会えます。画像は謎のエリア「サンクタム」(聖なる地)。

ドクター・ストレンジが描かれていることからすると、何か特別な力の宿る場所的な設定がありそうです。

今回 D23 Expo で発表されたアベンジャーズ・キャンパスは2020年にカリフォルニア州アナハイムのディズニーランドに、それ以降にパリにオープンする予定。スター・ウォーズ ランドこと Galaxy’s Edge と同様、東京での展開については発表がありません。

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