過激派組織「イスラム国」(IS)によって処刑されたとみられる人たちの遺体がイラク北部で見つかったことが11月11日、明らかになった。少なくとも400人分はあるという。BBCなどが報じた。
遺体が見つかったのは、イラクの首都バグダットから約250キロ北の都市ハウィジャ近郊。2013年からISが支配していたが、BBCによると、10月にイラク軍が奪還していた。
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遺体は土の中に埋められた状態で見つかった。ISが死刑を宣告した人に対して着せるオレンジ色のつなぎや、私服を着ていたという。イラク当局は、ここが処刑現場だったとみている。
CNNによると、この地域を管轄するキルクークの行政当局は遺体の身元を調べるため、イラク政府にDNA型の鑑定を要請した。
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