「メッシは素晴らしいけど、神じゃない」ローマ法王が、サッカーファンの崇拝に忠告?その真意は...

スペインのテレビ番組のインタビューの中で答えました。
Alexander Hassenstein via Getty Images

多くのサッカーファンにとって、バルセロナのリオネル・メッシ選手は“神”のような存在だ。だが、サッカーファンで知られるローマ法王フランシスコも、「神」の称号を持ち出されては黙っていなかった。

4月1日公開されたスペインのテレビ番組「サルバドス」のインタビューの中で、「メッシのプレーは素晴らしいけれど、メッシは神じゃない」と線引きした。

サルバドスがTwitterでインタビューの一部を動画で公開している。

インタビュアーから「メッシを神と呼ぶのは、神への冒涜になりますか?」と問われたローマ法王は、少し戸惑った様子で「理論上は、神への冒涜になるでしょう。そう(神と)呼んではなりません」と答えた。

番組サイトに掲載された記事によると、ローマ法王はまた「人々は、敬愛の意味を込めてメッシを神と呼んでいるだけでしょうが、崇拝する対象は神だけです」と強調。 「彼のプレーは素晴らしいが、メッシは神ではない」とも語ったという。

ロイター通信によると、ローマ法王は、アルゼンチン・ブエノスアイレスを本拠地とするCAサン・ロレンソ・デ・アルマグロのサポーター。サッカー好きのローマ法王も、“メッシ崇拝”には待ったをかけないわけにはいかなかったようだ。

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