駅構内の段差はどこ?東京メトロの「スムーズメトロ」が教えてくれる。7月8日から提供

身体障害者や高齢者が駅を安全に移動してもらうことを目的に、エレベーターの位置や車いす対応トイレなどに関する情報を確認できます。
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東京メトロが「スムーズメトロ」の提供を7月8日より開始します。

「スムーズメトロ」は、駅構内のバリアフリー移動経路を、PCやスマートフォンで手軽に調べられるWEBサービスです。

身体障害者や高齢者が駅を安全かつスムーズに移動してもらうことを目的に、エレベーターの位置、ホームと車両床面の段差・隙間、車いす対応トイレなどに関する情報を確認できます。

バリアフリー移動経路では、車いすなどを利用して移動できるルートのことを「バリアフリー移動経路」と表現し、検索した駅の「バリアフリー移動経路」の状況を「◎」「〇」「△」「×」で表示。地上・ホーム間の移動と乗り換えが対象です。

ホームと車両床面の段差や隙間では、対象箇所におけるホームと車両床面の段差・隙間が目安値を満たしているかについて「◎」「△」「×」 で表示。目安値は、国土交通省が公表した車いすを利用する人が単独乗降しやすい段差3cm(乗車率100~150%程度)、隙間7cmを基準として表示します。

ただし、段差・隙間は車両や車内の混雑状況、ホームの位置等によって状況が異なりますので、必ずしもすべての車両・ホームの位置において該当するものではないとのこと。

▲利用方法(イメージ)
▲利用方法(イメージ)
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車いす対応トイレへのバリアフリー移動経路は、車いす対応トイレまでの車いすなどを利用する人のバリアフリー移動経路を「◎」「〇」「△」「×」で表示します。

また、今後の「東京メトロアプリ」リニューアルにあわせて、経路検索結果から利用駅の「スムーズメトロ」ページを確認できるようにするなど、東京メトロが進める大都市型MaaS「my! 東京MaaS」とも連携するとしています。

対応OSはiOS 12もしくは13以上、Androidは7、8、9、10以上のバージョンで利用可能です。

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