給食の牛乳にネズミの死骸? 中学校で生徒が発見

ネズミとみられる体長5センチほどの小動物の死骸が混入していました。
学校給食のイメージ(学校給食歴史館の展示サンプルを撮影)
学校給食のイメージ(学校給食歴史館の展示サンプルを撮影)
時事通信フォト

給食の牛乳にネズミの死骸?生徒が発見 山形の中学校

山形県鶴岡市教育委員会は30日、市立中学校で提供された給食の瓶入り牛乳に、ネズミとみられる体長5センチほどの小動物の死骸が混入していたと発表した。市教委は当面、納入した業者からの供給を見合わせる。

市教委などによると、死骸が混入した牛乳が提供されたのは市立豊浦中学校。3年生の生徒が瓶のふたを開ける前、黒い異物が浮かんでいるのを見つけた。市給食センターを通じて学校側から連絡を受けた納入業者が、職員室でふたを開けて死骸を確認した。発見後、校内放送などで飲まないよう伝えたが、すでに10人ほどが口にしていたという。生徒の健康被害などは今のところないという。

この業者は、市内の小中学校5校などに計800本余りを納入しているという。市は、庄内保健所の調査結果を待って、業者との契約打ち切りを含む処分を検討する。(佐藤孝則)

(朝日新聞デジタル 2020年10月01日 09時04分)

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