「なぜ自分を苦しめるのか」マスクをしない宣言の森喜朗会長に、中国から心配の声が相次ぐ

日本語で「やめなさい!」とストレートに警告を発する人も

「なぜ自分を苦しめるのか」ー。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が「マスクをしないで最後まで頑張る」などと発言したことに対し、7万人を超える感染者が出ている中国から心配の声が上がっている。

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長
時事通信社

■「勇敢ではなく無責任」

スポーツニッポンなどによると、森会長は2月21日に行われたオフィシャルスポーツウェアの発表記者会見で、マスク姿の報道陣らに対し「私はマスクをしないで最後まで頑張ろうと思っているんですが、どうぞお帰りになったら手を洗うとか、特に選手は気をつけて風邪など引かないようにウイルスをもらわないように」などと呼びかけたという。

この発言が中国のSNS、ウェイボーで取り上げられると数百ものコメントが寄せられた。

その多くは「そんな行動に意味はない。医学に基づいて身を守って」「なんで自分で自分を苦しめるんだ」とか「マスクも邪魔にはならないから、健康第一に。日本の友人たちが無事でありますよう」、それに「中国で爆発的に拡大した時の老人たちと全く一緒だ」など、森会長の身や日本での感染拡大を案ずるものだ。

また「それは勇敢ではなく無責任だ」「メンツのためにそこまでやる必要は全くない」など森会長を批判するものも並んだ。

さらには日本語で「やめなさい!」とストレートに警告を発する人もいた。

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