永野将司投手、広場恐怖症を公表した理由を投稿「受け止めて、モヤモヤを取ろうと思った」

「ほとんどの芸能人の皆さんが公表しているので、僕も受け止めてモヤモヤを取ろうとおもいました」などとつづりました。
千葉ロッテマリーンズの公式サイトより

プロ野球千葉ロッテの永野将司投手が、広場恐怖症であることを公表した。3月12日に報道陣に対して明かした後、自身のTwitterでも報告した。

永野投手は公表に踏み切った理由について「年々症状が悪化して今年はキャンプにも参加できずいろいろな方々や応援してくれるファンに心配をかけ、ご迷惑をおかけして、いずれバレると思い公表しました」と説明。

続くツイートで、他の芸能人のパニック症告白を取り上げた記事について触れ、「ほとんどの芸能人の皆さんが公表しているので、僕も受け止めてモヤモヤを取ろうとおもいました」と後押しになったことを明かした。

その上で、「今年はスタートがかなり出遅れているので少しでも取り戻せるようアピールしていきたいですこれからも暖かいご声援してくれたら嬉しいです」と前向き、ファンに対して変わらぬ応援を求めた。

広場恐怖症とは?

医療法人社団ハートクリニックの公式サイトによると、広場恐怖症は通常であれば何でもないような状況に対し、過剰な恐怖や不安を持つ「不安症群」の一つ。

朝日新聞(2003年2月6日付朝刊)によると、突然、何のきっかけもなく、激しい恐怖や不安感が高まる「パニック発作」が繰り返される「パニック症」を伴う場合が多いという。

パニック発作が繰り返されることで、また症状が襲ってくるかもしれないという、漠然とした不安を感じる「予期不安」に悩まされ、そこから「広場恐怖」に発展するケースがある。

過去に発作が起きた場所や、発作が起きた時に逃げられなかったり、助けが得られなかったりする場所に不安を感じ、次第に避けるようになってしまうという。

注目記事