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2019年11月14日 16時33分 JST

「大嘗祭(だいじょうさい)」とは? 豊作祈る儀式、後日には大嘗宮の一般参観も

天皇陛下が新米などを供え、五穀豊穣や国家安寧を祈る儀式だ

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大嘗宮

天皇陛下の代替わりに伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」の行事の中核の一つ「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」が14日から15日にかけて皇居・東御苑で行われる。

 

大嘗祭(だいじょうさい)とは

毎年11月にある五穀豊穣や国家安寧を祈る「新嘗祭(にいなめさい)」の中でも、即位後初めて行う儀式を大嘗祭という。皇位継承に伴い一代に一度だけあり、重要な儀式だ。

大嘗祭の中核行事が「大嘗宮の儀」と「大饗の儀(だいきょうのぎ)」だ。天皇陛下が「大嘗宮の儀」に参列した人たちを招いて催される饗宴「大饗の儀(だいきょうのぎ)」は 16、18日に行われる。

14日夜から15日未明にかけて行われる「大嘗宮の儀」は、「天皇陛下が即位後初めて、新穀を皇祖・天神地祇に供え、自らも召し上がり、国家・国民のために安寧と五穀豊穣などを感謝し祈念する」(宮内庁HP)ものだ。

大嘗祭の儀式は、平安時代から基本的に変わっておらず、今回の儀式も踏襲されている。そのため、神道に基づく宗教的儀式として、政教分離をめぐり議論がある。

これを受け、政府は、国事行為ではなく皇室行事とし、費用を皇室の公的予算に当たる宮廷費から支出することにした。

一方、秋篠宮さまは、2018年11月の会見で「宗教色が強く国費で賄うことが適当かどうか」とし、「内廷費」から支出されるべきだという姿勢をとられている。

 

儀式後に取り壊される大嘗宮、一般参観も

東御苑に作られた大嘗祭の舞台である大嘗宮は、この儀式のために作られ、儀式後取り壊される。取り壊す前に、一般参観が予定されている。

大嘗宮の公開は、11月21日から12月8日の18日間だ。
11月30日から12月8日の9日間は、皇居乾通りも公開される。

宮内庁の担当者によると、例年この時期に開かれる皇居乾通りの一般公開は、紅葉が美しく人気だという。皇居乾通りも見るならば、乾通りの一般参観口から入り、途中の西桔橋を渡り東御苑側に抜ける道を通れば、大嘗宮も見られる。乾通りを最後まで通り抜けると、大嘗宮は見られないので注意したい。

 

大嘗宮公開 11月21日(木)から12月8日(日)午前9時から午後4時

皇居乾通り公開 11月30日(土)から12月8日(日)午前9時から午後3時30分

ハフポスト日本版
「大嘗宮」「皇居乾通り」参観経路=宮内庁ホームページより参照
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上空から見た大嘗宮