アートとカルチャー
2019年05月13日 11時54分 JST

今にも動き出しそう。新聞紙でオブジェつくる「しんぶんしあにまるアーティスト」

普通の人なら捨ててしまう古新聞や段ボールを使い、パート勤務の傍ら、自宅リビングで制作しているという。

朝日新聞社
新聞紙でつくったチーター=2019年4月17日午後0時5分、岐阜県美濃市蕨生、山野拓郎撮影

新聞紙でオブジェつくる兼業芸術家 20メートルの龍も

 新聞紙で全長20メートルの巨大龍を作ったアーティストがいる。普通の人なら捨ててしまう古新聞や段ボールを使い、パート勤務の傍ら、自宅リビングで制作するのがスタイル。生み出される作品たちは、日頃の暮らしの中に隠れている、いろいろな可能性に気づかせてくれる。

 今にも動き出しそうな龍やライオン、チーター。「材料は古新聞。色は広告紙面を使っています」。制作者の「しんぶんしあにまるアーティスト」なんめんよしこさんが説明する。

 子どものころから朝日新聞と朝日小学生新聞を愛読。読み終わった後も、おでん鍋を覆って保温調理に使ったり、サンタさんからプレゼントをいっぱいもらおうと大きな靴下を作ったりと、余すところなく新聞を楽しみ、味わってきた。

 美術系の短期大学でビジュアルデザインを学んだが、新聞紙アートを始めたのは最近のことだ。「新聞でどこまで表現できるだろう」。試しに犬を作ってみると、できばえを友人に驚かれた。「しなやかで、引きちぎれる。強さもある。何より材料費がかからない」。新聞紙の新たな可能性に気がついた。

(朝日新聞デジタル 2019年05月13日 10時05分)

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