「逃げ恥」再放送でトレンド入り、みくりさんと平匡さんにキュンキュンする人続出

放送から3年が経っても魅力は健在です。「逃げるは恥だが役に立つ」が一挙放送
星野源さん、新垣結衣さん(2017年2月2日撮影)
星野源さん、新垣結衣さん(2017年2月2日撮影)
時事通信社

2016年に放送され、社会現象を巻き起こしたドラマ「逃げ恥」こと『逃げるは恥だが役に立つ』。12月28日からTBSで再放送が始まり、Twitterでは関連ワードがトレンド入りするなど注目が集まっている。

今回再放送されるのは、ディレクターズカットを追加した特別版という。28日午前9時30分〜、29日午後1時〜の2日間にわたって全話放送される。

「ガッキー」「みくりさん」「#逃げ恥」トレンド入り

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は、海野つなみさんの同名漫画が原作。

新垣結衣さんと星野源さんが主演を務め、星野さんが歌う主題歌「恋」は大ヒットを記録した。キャスト勢が踊る”恋ダンス”は一大旋風を巻き起こし、YouTubeなどネット上では「踊ってみた」動画をアップする人が続出した。

放送から3年が経ったが、「逃げ恥」の威力は健在だ。

Twitterでは「みくりさん」(主人公・森山みくり)、新垣さんの愛称である「ガッキー」、「#逃げ恥」などの関連ワードがトレンド入りした。

社会問題も描く 「それは好きの搾取です」名言も…

「逃げ恥」は、みくりと星野源さん演じる津崎平匡(ひらまさ)の恋の行方だけではなく、家族のあり方や労働問題など、現代社会に潜むさまざまな問題を描いていた。

脚本を手がけたのは、『重版出来!』や『アンナチュラル』などで知られる野木亜紀子さん。

「契約結婚」という従来の婚姻制度に縛られない結婚観、女性たちが現代社会で直面する生きづらさ、個性豊かな登場人物がコンプレックスと向き合う姿などがありありと描かれ、多くの視聴者から共感を集めた。

物語の後半には、賛否両論が巻き起こったシーンもあった。

特に話題を集めたのは、みくりの「それは好きの搾取です」「愛情の搾取に断固として反対します」という台詞だ。

平匡がリストラをきっかけにプロポーズしてきた時に登場する台詞だが、「愛があれば何だってできるだろう」という姿勢に異を唱えるみくりの姿が反響を呼んだ。

ドラマの中で描かれるさまざまなテーマは、放送から3年が経った今でも心に響くはずだ。年末年始は、テレビの前でゆっくり「逃げ恥」の時間を過ごすのもいいかもしれない。

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