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2020年02月11日 16時17分 JST

南極で18.3度観測、過去最高気温か 氷が解けて海面上昇の恐れも

南極半島北端のアルゼンチンの研究拠点で18.3度を記録した。気温の上昇で、南極の氷が解ければ、海面の上昇につながる懸念がある。

朝日新聞社
海に流れ落ちる氷=2004年9月、南極・スカーレン、中山由美撮影

南極で18.3度観測、過去最高気温か 海面上昇の恐れ

 世界気象機関(WMO)は、南極で今月6日に過去最高気温を記録したとみられると発表した。今後、細かいデータを集めて情報を精査するという。気温の上昇で、南極の氷が解ければ、海面の上昇につながる懸念がある。

 WMOが7日に発表した。それによると、南極半島北端のアルゼンチンの研究拠点で18・3度を記録した。これまでの最高は2015年3月の17・5度だった。山から乾燥した風が吹きおりて急激に気温が上がる「フェーン」現象が影響したとみられる。

 WMOによると、南極半島の北端は、地球上で最も温暖化が進んでいる地域の一つ。過去50年で約3度、上昇したという。南極半島西側の氷河は過去50年で87%が失われ、最近12年では特に加速しているという。(真海喬生)

(朝日新聞デジタル 2020年02月11日 09時59分)

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