ニュージーランドの銃乱射、半自動銃の全面禁止など規制強化へ

事件からわずか6日後に発表
ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相 2019年3月21日
ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相 2019年3月21日
Getty Editorial

ニュージーランド・クライストチャーチで起きた銃乱射事件を受け、ジャシンダ・アーダーン首相は3月21日、軍で使われている半自動銃などの販売を全面的に禁止すると発表した。

「今回のテロ事件で使用されたような半自動銃は、全て禁止されます」と記者会見で話した。

銃乱射事件で容疑者が使用したのは、2丁の合法的に購入された半自動銃。しかし改造され、大容量弾倉を装着した「軍仕様」になっていた。

容疑者はすでに逮捕されている。

今回の全面禁止は、軍仕様のアサルト・ライフル、大容量弾倉、そして武器を改造する為の道具も含まれる。

政府は、銃器の買い戻しを可能にする方策も計画中だ。

アーダーン首相は、「今回の提案にはまだ抜け道がある」とし、25日に閣僚ら集まり、更に改正を行う予定。4月11日までに新たな銃規制を実行したい、と話している。

ハフポストUS版の記事を翻訳、編集しました。

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