「どうなるか分からず待機しているのは辛かった」 東京オリンピック延期に、アスリートたちが語ったこと

ラグビー福岡堅樹選手やサッカー堂安律選手が思いをつづっている。

2020年7月に開催を予定していた東京オリンピックの1年程度の延期が決まったことを受け、今夏に向けてコンディションの調整を進めてきたアスリートたちが、Twitterで延期に対する自身の思いを語り始めている。

サッカー堂安律選手「待機しているのはすごくつらかった」

オランダ1部リーグPSVアイントホーフェンの堂安律選手はTwitterに動画を投稿し、受け止めを語った。

オリンピックの延期が決定したということ、先ほど僕もニュースで知って。

一つは、オリンピックのために準備してきたというのもありましたし、そのためにトレーニングは積んできたので少なからず驚きはありました。

それと同時に、ヨーロッパで僕は暮らしていて、おそらくヨーロッパのほうが最近は深刻な状況になっている中で、僕は2週間ほど自宅で待機しているという状況で、オリンピックがどうなるかも分からず待機しているのはすごく辛かったので、こうして早く決断してくれたこと、そして1年後というまた自分の中で新しい目標を立てられることに、僕はすごくポジティブにとらえています。

もちろん色んな人の気持ちはあると思いますが、日本だけじゃなく世界1つになってこの危機を乗り越えて、そして僕たちアスリートは1年後、目標に向かってしっかり調整して、皆さんに感動を与えられるよう頑張りたいと思います

ラグビー福岡堅樹選手「今の自分にできる最高の準備を」

東京オリンピックを目指し、7人制ラグビーに専念している福岡堅樹選手も、「自分にコントロールできないことは考えても仕方ない。 今の自分にできる最高の準備を続けよう!」とつづった。

ラグビー松井千士選手「夢叶えるのはちょっと先」

サントリーサンゴリアス所属のラグビー松井千士選手は、「オリンピック延期が決定した。 正直残念やけど、どうすることもできんからな!!僕の夢叶えるのはちょっと先なりましたが、2020年にやろうが2021年にやろうが日本がメダル獲る結果は変わらん。引き続き応援よろしくお願いします」と投稿した。

水泳・鈴木聡美選手「練習が出来ている事に感謝」

2012年ロンドン五輪競泳女子200メートル平泳ぎ銀メダリストの鈴木聡美選手は、「今自分が健康体である事 練習が出来ている事に感謝。 オリンピック延期のお知らせも、まず1番に 『準備期間が増えた』と思えたので、前向きな気持ちのまま、今は4月の日本選手権に向けて引き続き頑張ります」と発信した。

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