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2019年06月10日 11時50分 JST

維新が大阪府・市、堺市の3トップを独占 大阪都構想に追い風

堺市の全事業を再点検する考えで、前市長のカラーの払拭(ふっしょく)も狙う。

朝日新聞社
街頭で演説する永藤英機氏=2019年6月2日、堺市西区、吉川喬撮影

維新3トップ独占、府市連携を堺に拡大へ 都構想追い風

 堺市長選を制したのは、大阪維新の会新顔で元府議の永藤英機氏(42)だった。維新は、大阪府と大阪市、堺市の「大阪3トップ」を初めて独占。今後、堺市を含めた大阪都構想の議論も視野に入れ、府と大阪市の連携強化で広域行政の一本化を進めてきた「バーチャル大阪都」を堺市にも拡大させる考えだ。

 永藤氏はまず、府と大阪市が成長戦略などを協議する「副首都推進本部会議」に加わる方針。府、大阪市と経済界が出資する「大阪観光局」にも参加し、7月の世界文化遺産登録を目指す百舌鳥(もず)・古市古墳群やベイエリアの活用などを3府市一体で進める意向だ。

 さらに、水道事業の「府域一元化」もめざす。現在、大阪市水道局と府内42市町村でつくる大阪広域水道企業団が別に運用されており、竹山修身前市長が企業団の企業長を務めていた。永藤氏は「水道の値下げが視野に入る」と主張し、一元化の議論を進める方針だ。さらに、堺市の全事業を再点検する考えで「竹山色」の払拭(ふっしょく)も狙う。

(朝日新聞デジタル 2019年06月10日 10時22分)

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