パキスタン、インド軍戦闘機を撃墜したと発表。カシミールの「停戦ラインを越えた」

パキスタンは「適切に対応する権利がある」と報復を示唆していた
パキスタン空軍のF7戦闘機(資料写真)
パキスタン空軍のF7戦闘機(資料写真)
EPA=時事通信社

パキスタン政府は2月27日、インド空軍の戦闘機2機を撃墜したと発表した。ブルームバーグNHKなどが報じた。両国が領有権を争っているカシミール地域の情勢は緊迫度を高めている。

パキスタン政府の公式Twitterによると、インド空軍の飛行機がカシミールの停戦ラインを越えたため、パキスタン空軍が2機を撃墜した。

そのうち1機はパキスタン支配地域に、もう1機はインド支配地域に落下した。パキスタン軍は、戦闘機に搭乗していたインド人パイロット1人を拘束したという。

パキスタンとインドを巡っては、前日の2月26日に、インドがパキスタン側に越境し武装組織の拠点を空爆。パキスタンのクレーシ外相が「適切に対応する権利がある」と報復のため武力を行使する可能性を示唆していた。

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