会議やセミナーで後ろの席に座ろうとする人は、大きな損をしていることに気づいてない

もしあなたも、会議やセミナーで後ろのほうに座る(座ろうとする)ことが多いなら、いますぐやめたほうがいいです。

外資系から日本企業に転職したこともあり、「外資と日本企業で違うこと、ありますか?」とよく聞かれます。確かにいろいろあるんですが、目に見えるもののひとつが、会議やセミナーでの席です。

海外では、セミナーや会議があると、一番前の席から埋まっていくのが普通です。貴重な時間を割いて出席しているので、少しでも内容をよく理解して参加したい、という意思の表われでもあります。でも、日本企業(または、外資系でも日本人が多い場合)は、後ろの席から埋まっていく場合がほとんどです。もしあなたも、会議やセミナーで後ろのほうに座る(座ろうとする)ことが多いなら、いますぐやめたほうがいいです。大きな損をしているからです。そのポイントは3つ。

1)

まず、後ろのほうに座るということは、もしかして「日本的な礼儀正しさ(謙譲の心)」を無意識に実践しているだけかもしれませんが、「あまり積極的に参加したくない(目立ちたくない)」ということのボディー・ランゲージに他なりません。これは、会議の主催者やセミナーのプレゼンターには、かなり失礼です。後ろから埋まるという文化に慣れている方ならともかく、そうでない方にとっては、あなたは「やる気の無い、失礼な人」と映ります。

2)

たまに例外もありますが、後ろのほうに座る方は、会議やセミナーの「ただの参加者」になっており、自らリードして効率よく自分の目的に合うような結果がでるように会議をする、またはセミナーから自分が最大限の内容を学んで帰る、というオプションを自ら放棄しています。もし会議やセミナーから最大限のアウトプットを引き出したいなら、後ろの方の席に座るのは、明らかに違います。

3)

満足すぎる評価や昇進をもらっている、または既に十分知られているので、自分を売り込む必要は無い」という例外的な方を除いて、会議やセミナーは、その参加者やプレゼンターである上位の方や他社の方へ、自分を売り込める機会でもあります。なのに、後ろのほうで目立たないようにしていたら、売り込むどころか、顔も覚えてもらえません。

多分、「まわりもそうしているから」という理由で、なんとなく後ろの席から座るようにしている方が多いと思いますが、それは絶対に損をしています。これからは、会議やセミナーでは一番前に陣取り、最大限のアウトプットを得ることができるように積極的に参加・リードして、御自分を売り込んで頂く、のがよいのではないでしょうか。

GAISHIKEI LEADERSは、外資系企業での仕事等を通じて日々グローバル社会とかかわってきたメンバーが、自らの『和魂洋才』を一層磨き上げ、社内外で活用し、グローバル社会と調和した、開かれた元気な日本の未来を実現することを目指し、設立されたコミュニティ・プロジェクトです。『和魂洋才』の梁山泊となり、日本社会・日本企業の多様性の欠如や視野狭窄、長期停滞等の課題に対して、新たな視点での解決策を提案し、政治・経済・教育の各分野から日本社会に変革を起こしていくことをゴールとして活動を展開しています。

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