PRESENTED BY P&G

松岡修造さん「しょうがない」は前向きな言葉。コロナ禍の今、私たちにできること

松岡修造さんが語るコロナ禍。思いのやり場のなさを感じたこともあった。それでも「僕はどんな人と会ったときでも『できる』ということを信じている。そして応援し続けます」
Toshiya Suda

コロナ禍で不安を抱える人も多い昨今。全てを吹き飛ばしてくれそうな“熱い男”松岡修造さんが、今だからこそ大切にしていること、寄付活動への思いなどを新CMの発表に合わせて語ってくれた。

「コロナはしょうがない。でも、“しょうがない”こそ前向きな言葉」という松岡さん。そこに込められた思い、そして私たちにできることとは――。

◼️思いがけぬ現実を突きつけられて

P&Gの「想いの架け橋プロジェクト」新CMで、Kiroroの名曲『未来へ』を優しく歌い上げてくれた松岡さん。同プロジェクトでは寄付企画も開始し、コロナで日常が変わった人々に「想いをつないで、未来への架け橋に」というメッセージを送る。

コロナで先行きの見えない状況に思いのやり場のなさを感じたこともあるという松岡さんが、今回次のように語ってくれた。

インタビューに答える松岡修造さん。
インタビューに答える松岡修造さん。
Toshiya Suda

一番のショックは、オリンピックの延期でした。僕は東京2020オリンピック日本代表選手団公式応援団長として全てそこに賭けていたので、2020年の開催が「なくなる」なんてことがあるんだと。自分が現役選手だったら……と考えると心が苦しくなります。

でも、やっぱり僕ができることといったら、応援しかありません。東日本大震災の時もそうでしたが、大変な時だからこそ、誰もが「何かしたい」という思いを抱いているのではないでしょうか。

◼️今私たちにできる“応援”のカタチ

―― 行動が制限される中、今できる“応援”の一つに寄付があると思います。松岡さんは、日本の寄付にどんな印象を抱いていますか。

ハフポスト日本版で実施したTwitterアンケート。「寄付に興味を抱いたことがある」という回答は約80%だった反面、「寄付に対するイメージ」は「あまり身近ではないもの」が最多(約43%)だった。
ハフポスト日本版で実施したTwitterアンケート。「寄付に興味を抱いたことがある」という回答は約80%だった反面、「寄付に対するイメージ」は「あまり身近ではないもの」が最多(約43%)だった。
HuffPost Japan

僕も小学生のころから寄付活動に触れてきましたが、日本ではお金を寄付するときに一時的な関係性が生まれるものの、なかなか継続しづらいというイメージがあります。

一方、欧米で僕が見てきた寄付は、「お金」を渡すだけでなく、自分が主体となってその活動の中に入っていくこと。助けたいと思う人を自分で見つけ出して、活動に参加するという感覚です。日本より、寄付がずっと身近だと実感していました。

―― もっと寄付を身近に。そんな思いから、P&Gが「想いの架け橋プロジェクト」として新企画を始めました。生活用品を購入しプレゼントキャンペーンに応募すると、同時にスポーツ、医療、児童福祉等の団体に寄付できるというものです。

Toshiya Suda

洗剤などの生活必需品を購入し応募するというのは、ある意味新しい形ですよね。実質ゼロ円の寄付ですから、経済的な余裕も関係なく参加できる。

自分のことを頑張りながら寄付にも参加できるということです。生活に必要なものを買うだけでできるのだから、気負いなく行動できますよね。

◼️選手は寄付を感じている

―― 松岡さんは、これまで多くのアスリートと交流を重ねていらっしゃいますが、寄付先の一つである「スポーツ」には、コロナ禍でどんな変化が起きていますか。

正直に申し上げると、非常事態になって、最初にできなくなるものの一つにスポーツがあると思います。その現実に直面し、コロナ禍で多くの選手が、自分の存在価値は何だろうと感じたと語っていました。

だから、そんな状況で集まる寄付は、選手にとってものすごく大きな力になります。

Toshiya Suda

寄付について知ると、一人で頑張っているという感覚を和らげることができます。そして、自分が頑張ることで、今度は寄付してくれた人たちに力を与えるんだ、という気持ちになれるんです。

◼️「思いやる心」をもっと多様な形に

―― 松岡さんが、今だからこそ大切にしていることを教えてください。

「今を生きるために、今を受け入れる」ということです。コロナはコントロールすることはできない、「しょうがない」ってことですね。「しょうがない」は消極的な言葉に聞こえて、なかなか口にしづらいけど、実はすごく前向きな言葉だと僕は捉えているんです。

仕方がないものは受け入れる。受け入れたうえで、そこから何ができるか。

Toshiya Suda

そう考えた時に思い出したのが、東日本大震災のボランティアで被災地に行った時、年配の方に「修造! 何のために来たんだ」「ここに来てくれるのはうれしいけど、元気な人が元気で頑張らないでどうする」と活を入れられたこと。

意外に思われるかもしれませんが、当時、無力感に打ちひしがれていた僕は、その言葉で救われたんです。

被災地にボランティアの人が来てみんなで助け合う。もちろんその活動はとても大事で必要なことですが、たとえ現地に行けなくても、特別なことができなくても、人それぞれが今できることを一所懸命頑張ることが被災地のみなさんの励みにもなるし、実は周りに対する応援にもつながっていくということに気づけた貴重な体験でした。

僕はどんな人と会ったときでも「できる」ということを信じている。そして応援し続けます。

コロナ禍でも、日本にいる多くの人はマスクをする、感染予防に協力していくという、人を思いやる心をしっかり持ち続けている。その心を、これからもっと寄付も含めた、いろんな行動につなげていけたらと思います。

◼️生活の中でできる“応援”、始めてみませんか

思いやる気持ちがあれば、普段の小さなアクションも寄付につなげることができる。そう教えてくれた松岡さん。

P&G

「想いの架け橋プロジェクト」では、アリエール、パンテーンなど対象商品となる日用品を購入し、アイスショーチケットなどの豪華賞品キャンペーンに応募すると、同時に寄付活動にも参加できる。応募一口につき100円が、スポーツ、医療、児童福祉等の団体に寄付される仕組みだ。

生活の中でできる小さな応援、あなたも始めてみませんか。対象商品や応募方法は、下記サイトにて確認できる。

・「想いの架け橋プロジェクト」寄付キャンペーンサイトはこちら

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