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2019年07月10日 16時12分 JST | 更新 2019年07月10日 16時49分 JST

「変なアダルトビデオ店」と書かれたレジ袋をスーパーが配布。一体なぜ?

他にも「トウ先生のいぼクリーム卸売」「結腸ケア協同組合」と書かれたレジ袋も...

近年、廃棄プラスチック問題に注目が集まり、世界中で様々な取り組みが行われている。

カナダ・バンクーバーの個人経営スーパー「East West Market」の取り組みは、その中でもとりわけユーモアに富んでいる。「恥ずかしい」メッセージをレジ袋にプリントし、使用削減を促す試みだ。

ところが、逆にその「恥ずかしい」メッセージが人気となりレジ袋を集める人が増え、逆効果になっているという。

ローカルフードのみを扱う「East West Market」は当初、この「恥ずかしい」レジ袋の使用を避ける為、エコバッグ持参の客が増えることを期待していた。

プリントされたメッセージは、「変なアダルトビデオ店へ」「トウ先生のいぼクリーム卸売」「結腸ケア協同組合」など、ちょっと意味不明で恥ずかしい内容。その下には「恥を避け、エコバッグを持参しよう」と小さな文字で書かれている。

お店のオーナー、デヴィッド・リー・クウェン氏は「多くの人がエコバッグを持っていますが、持ってくるのを忘れてしまいます。この印象的な取り組みでエコバッグを忘れずに持参してもらえるよう手助けしたいです」とイギリスのテレグラフ紙に話していた。

しかし、逆にそのメッセージ付きレジ袋に人気の火が付き、5セントのそのレジ袋全種類を集めるコレクターまで出現する事態になり、逆効果になってしまったとNew York Timesが報じた。

取り組みは想定外の展開を見せたが、オーナーはその人気を逆手にとり、環境に考慮した形で利用するという。今後、同様のメッセージをプリントしたエコバッグを展開するそうだ。

カナダも廃プラ問題は深刻で、国内ではプラスチックの10%以下しかリサイクルされていないという。カナダのトルドー首相は6月、使い捨てプラスチックを早ければ2021年までに廃止すると発表している。