大阪秋の陣は、天下分け目の戦となる予感がする

みんなの党がざわざわとしていたり、民主党がまったく存在感が示せないままに、組合系と非組合系の溝が深まってきているとか野党が揺らいできています。この状態がいつまで続くのでしょうか。おそらく大阪秋の陣の結果次第ではないかと想像しています。

みんなの党がざわざわとしていたり、民主党がまったく存在感が示せないままに、組合系と非組合系の溝が深まってきているとか野党が揺らいできています。この状態がいつまで続くのでしょうか。おそらく大阪秋の陣の結果次第ではないかと想像しています。

大阪秋の陣、それはいわずもがな堺市長選です。大阪都構想実現にとっても、維新の会のかつての勢いを取り戻すにしても、いやそれどころか、存続しつづけることができるのかどうかにしても、さらに今後の野党再編にとっても、その鍵を握っているのが堺市長選だと思います。野党再編のためには求心力が求められてきますが、今はそれを望める状態ではありません。

堺市市長選は大阪都構想を問う選挙になってきます。大阪府の第二の都市堺で敗れれば大阪都構想も危うく、勝てば大きく一歩を踏み出す勢いが生まれ、大阪都構想の是非を問う住民投票にも影響してきます。また大阪発で、地方分権化の流れも広がりやすくなり、それが野党再編を促すモメンタムになってくるかどうかも注目したいところです。

さて、竹山市長は、堺市が政令指定都市昇格後初めて実施された市長選挙で、当時の橋下大阪府知事の全面バックアップで当選したにもかかわらず、堺市を合併する大阪都構想に反対して反旗を翻した方です。また秋の市長選では、おなじみの自民党、民主、共産の支援を受け、大阪独特の摩訶不思議な共闘となってくるのでしょうか。

維新の会のブレーンの堺屋太一さんを安倍内閣の官房参与に起用するのも自民党、地方では共産党とも手を組み維新を最大の敵とするのも自民党、よくわかりませんね。

それにしても維新の会は誰を候補に擁立できるのでしょうか。読売テレビのアナウンサーは辞退したので、候補者選びに奔走中なんでしょうね。

かつては交易で、また鉄砲をつくる技術で栄え、商人たちが自治を行なっていたユニークな堺市ですが、戦後の工業化の波にのって産業も盛んでした。しかし、石油・石炭製品がトップ、鉄鋼、さらに一般機械でほぼ3割を占める古い産業の集積地となってしまいました。

さらに期待されたシャープの堺工場も今や鴻海の支援で生きながらえたものの、鴻海との提携が不透明になったままで先行きがわかりません。政令都市になったといっても、この先、都市活性化の見通しがあるわけではありません。それに巨大な開発を行った泉北ニュータウンも老朽化し、人口減少とか、高齢化問題を抱えどうするのでしょうか。

かつては歴史を動かす勢いのあった堺市も、今や大阪経済圏のなかの巨大なベッドタウン、また観光のスポットという性格が強くなってきていますが、もしかすると再び日本の歴史を変える鍵を握る舞台となるのかもしれません。

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