PRESENTED BY Red Bull Japan

岡田結実さん「時代をつくるのは私たち」新成人になった想いを語る

Awichさん、原田海さんも登場。オンライン成人式イベント「Red Bull 成人祭」で新しい時代の切り開き方、成人になって変わった意識などについて語り合いました。

今年の成人式は多くの地域で開催中止やオンライン開催に。また、帰省を断念した新成人も多くいました。

そんな状況下で、レッドブル・ジャパン株式会社はオンライン成人式イベント「Red Bull 成人祭」を開催しました。テーマはこれから世にはばたいていく新成人たちに「翼をさずける」。SNSで話題を呼んだレッドブル商品の価格改定(2月1日~)を記念したイベントでもあります。

出演したのは、新成人の代表として俳優・タレントの岡田結実さん、さまざまな分野の道を切り開いてきた先輩として、ヒップホップ・アーティストのAwichさん、クライミング/レッドブル・アスリートの原田海さん。そして、シークレットゲストとして元サッカー日本代表で現在は実業家の中田英寿さんが登場。「自信の育て方」などについてそれぞれの考え方を話し合いました。

それぞれの成人式の思い出。岡田さんが成人式で会いたかったのは?

新成人である俳優/タレントの岡田結実さん
新成人である俳優/タレントの岡田結実さん
Toshiya Suda

新成人となった岡田さんを祝うAwichさんと原田さん。それぞれ、自分たちが20歳だった頃のエピソードを語ってくれました。

Awichさんは単身19歳で渡米、小学生の娘を持つ母親でもあります。「成人式の時はたまたま帰国していたんで、沖縄で式に参加しました。振袖じゃなくて、ビシッと袴にブーツで。周りが華やかなんで逆に目立ちましたね」と成人式の思い出を披露。

クライミング世界選手権ボルダリング2018チャンピオンで、自身のYouTubeチャンネルも人気の原田海さんは現在22歳。新成人の頃はクライミングの練習漬けの日々を過ごしていました。「成人式は大阪で、スーツで参加しました。小学校の友達にも久しぶりに会えて盛り上がりました」とのこと。「20歳って、結構自分では変わったなと思うかもしれないんですけど、意外と変わらない。いつも通りにやってればいいと思いますよ」とエールを送りました。

一方、地元の成人式が中止になってしまった岡田さん。「残念ですけど、みなさんにお祝いしてもらって心はハッピーです。実は成人式があれば初恋の人に会ってみたいと思っていて…。落ち着いた時にまた開催できるといいですね」と心境を告白しました 。

人の意見を気にしてしまう岡田さん。でも…

ヒップホップ・アーティストのAwichさん
ヒップホップ・アーティストのAwichさん
Toshiya Suda

次のコーナーは、「パーソナリティを知る一問一答」。1.人の意見を気にする? 2.影響を受けた人物は? 3.あなたの強みは? 4.逆に苦手なことは? 5.自分が戦ってきた常識・正論(ステレオタイプ)は?の質問にそれぞれ答えてもらいました。

Awichさんは「1.する&しない。2.両親。3.全体を見る。4.時間。5.全部」と回答。人の意見については、「人に喜んでもらうことをモチベーションにはするけれども、それがうまくいかなくても落ち込んだりはしないよう、ゴールにはしないようにしてますね。だからする&しない両方です」とコメントしました。

原田さんの回答は「1.しない。2.いない。3.冷静。4.クライミング以外。5.他人の意見」。人の意見については「以前は気にしていたけど、それがストレスにもなっていて。大会に向けて新たな気持ちで行こうって決めたことがきっかけで、気にしないようにできましたね」と気持ちの変化について発言しました。

岡田さんの回答は「1.する。2.出川哲朗さん。3.能天気。4.人をいじること。5.年齢」。出川さんには「おでんは卵から食べて、熱いから口からすぐ出せ」のアドバイスをもらい、「こんな面白くて愛情深い大人がいるんだ」と驚き、それ以来先輩として参考にしているそう。

「私の仕事は求めてくれる人がいるから成り立つもの。だからエゴサーチもするし、人の意見を気にしてしまう…」という岡田さん。でも「林修先生が言っていたことなんですけど、いいことだけを気にする、プラスになるとこだけ抽出するようにしています」とコメントすると、Awichさんが「それができているなら、大丈夫」と答える一幕もありました。また、「自分がこんな風にしたいというイメトレの方法がわからない」という岡田さんには、原田さんから「失敗する時は、逆にイメトレがうまくできていない」というアスリートならではのアドバイスも。

元サッカー日本代表・中田英寿さん登場。20歳の頃は?

クライマー/レッドブル・アスリートの原田海さん
クライマー/レッドブル・アスリートの原田海さん
Toshiya Suda

3人のクロストークで盛り上がっているところに、スペシャル・ゲストが登場。元サッカー日本代表で現在は実業家の中田英寿さんです。そのたたずまいに3人とも緊張していましたが、中田さんはフランクに挨拶。成人式トークも弾みました。

中田さんの20歳の頃はフランスW杯出場の一年前。W杯アジア最終予選で活躍し、W杯初出場へと導く原動力となりました。「初めて一人でハワイに海外旅行をしたり、注目を浴びてメディアの大変さを知ったり、転換期でしたね」と思い出を語ってくれました。

現在は実業家として様々な活躍を見せる中田さんに「何歳くらいでこういうことをしよう、などの目標はあったんですか?」と質問すると、意外な答えが。「特になかったですね。元々あまり長い先のことは考えないタイプで、過ぎたことも考えない。プロサッカー選手になった時も普通に大学に行くつもりで勉強していたんで、オファーが来てから決めました。成人式はちょうど合宿で出られなくて…」という中田さんに、原田さんも思わず「むちゃかっこいいですね」とコメント。

「目の前にあるやるべきことをやる」という中田さんに、Awichさんも同意。19歳でデビューして20歳で妊娠、一回音楽の仕事をお休みした話をしつつ、「時間はかかったけど再びメジャーデビューして、また好きなことができています。その時やらなかったことも何か意味があるし、その時すべきことをやるしかない、と今は思っています」と語りました。

新成人への応援メッセージ

岡田さんの新成人としての抱負を書いてもらいました。
岡田さんの新成人としての抱負を書いてもらいました。
Toshiya Suda

新成人を迎えた岡田さんからは、「私は本当は人に見られることが苦手なので、いつもすごく緊張してしまうんです。大舞台のプレッシャーを乗り越える秘訣があったら教えてください」と中田さんに質問。

中田さんは「緊張を受け入れればいいんじゃないですかね。僕は試合の時、1時間半前とかに入るんですけど、寝てました。何か自分が落ち着けるルーティンとか、緊張する原因とかがあるはずだから」とアドバイス。

前半で話題になった「人の意見を気にするかどうか」については、「昔ホームページをやってた時は、万を超えるメッセージが来るのでそれを読んでいたけど、そうすると精神がやられていくわけです。それで気にしないことに決めて、今はまったく気にしないです。おみくじと一緒でいいものだけ置いておけばいいですね」と持論を展開。

これからの予定については、「毎日やりたいことをやって幸せなので、特にこうなりたいとかはない。サッカーを29歳で辞めた時も、やりきったというわけではなくて、挫折といえば挫折。でもそれは失敗ではなくて、何かに向かってる途中が一番楽しいんですよ」とコメントし、3人は大きくうなずきました。

視聴参加者からの「自信を持てない場合どうしたらいい?」という質問には、「自分はやりたいことをやってるだけ。まずやりたいことを見つけて、やったらいいんじゃないですかね。やりたいことが見つからないこともあると思うんですけど、時間がありすぎるとマイナスの感情が出てきてしまう。考えるより、自分がやってみたいことをまずやってみる、実行に移すことが大事だと思います」と中田さん。これにAwichさんは「誰が正しいとか、答えなんてどこにもない。そういう覚悟を決めて、自分のやりたいことをやるだけだと思います」と続けました。

最後に、岡田さんが新成人として「先輩方に見習いつつ、後輩にも負けないように、明るい未来、時代をつくっていくのは今20歳の私たち。一緒に盛り上げていきましょう」と締めくくりました。

会場の様子。ソーシャルディスタンスを保ちながらも、かなり盛り上がった。
会場の様子。ソーシャルディスタンスを保ちながらも、かなり盛り上がった。
Toshiya Suda

♢♢♢
今年の成人式はリアルで行けなかった人も多かったことでしょう。しかし、同じく新成人となった岡田さんや先輩たちの話を聞いて、未来を切り開いていく決意を新たにしたのではないでしょうか。

(文・樋口かおる 編集・磯本美穂 撮影:須田俊哉)

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