「C・ロナウドとメッシはどちらが最高の選手か?」をSNSの視点から考える

どちらが選手として優れているかという議論は良く耳にしますが、SNSに関しては…。
ROMAN KRUCHININ via Getty Images

ニールセン スポーツがサッカーに関して、2018年FIFAワールドカップ開幕前に調査を行いました。今回から数回に渡り、そのレポート「World Football Report 2018」の内容をお伝えしていきます。

世界的なスターの中でも、サッカー選手は、「Facebook」「Twitter」「Snapchat」そして「Instagram」で先頭を走っています。これらのSNSにおける大きなフォロワー数は、パートナーブランドを始め、チーム、競技、チャリティ、そして選手たちが関わるその他の組織の価値を直接的に上げることに繋がっています。

特に「Instagram」は、マーケティングのトレンドに大きな影響力を持っており、個人的なブランド力を構築する上で重要なプラットフォームとなりました。2014年のFIFAワールドカップから、2018年のワールドカップにかけて、「Instagram」の月ごとのアクティブユーザー数は、2億5000万人から8億人に増加しました。

残念ながら、今回のワールドカップではいずれもベスト16で敗退しましたが、クリスチアーノ・ロナウドとリオネル・メッシでは、どちらが選手として優れているかという議論は良く耳にしますが、SNSに関しては、明らかにC・ロナウドが上です。

2018年に入ってからの5ヶ月間を分析したニールセン・データにより、ロナウドの優勢性が明らかに示されました。彼の5億7000万に及ぶ「Twitter」と「Instagram」のエンゲージメントは、メッシの3億7000万を上回っており、2位のネイマールにも2億7000万の差をつけています。

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もちろん、フォロワー数も重要な意味を持っており、ここでもC・ロナウドの独壇場となっています。彼は「Facebook」「Instagram」、そして「Twitter」であわせて3億2200万人以上のフォロワーを有しており、ネイマールやメッシに1億2000万人の差をつけているのです。

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