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2020年09月18日 19時14分 JST | 更新 2020年09月18日 19時21分 JST

SDGsを「目標」のままにしない。国連とメディアにできることを話し合った。

朝日新聞社、フジテレビジョン、ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパンの他、聖心女子大学の学生が登壇した。

国連広報センター
「SDGアクションの拡大を目指して:新型コロナウイルス感染症の時代におけるメディアの役割」に参加する国連広報センターやメディアの登壇者

第75回の国連総会の開幕とハイレベル・ウイークに合わせ、国連広報センター(東京)が、「SDGアクションの拡大を目指して:新型コロナウイルス感染症の時代におけるメディアの役割(Scaling Up SDG Action:Media’s Role at The Time of the Pandemic)」をテーマにしたトークセッションの動画を制作し、18日に配信された。

国連とメディアが組む「SDGメディア・コンパクト」参加メディアのうち、朝日新聞社、フジテレビジョン、ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパンの担当者のほか、聖心女子大学の学生が登壇した。

国連広報センター
SDG Media Zone, High-Level Week, 75th session of the UN General Assembly (18 September 2020)

 「SDGs」はジェンダー、飢餓や貧困などの問題から、経済成長や気候変動、働きかたに至るまで様々な課題に、世界各国で取り組む目標のことだ。

日本でも多くの企業などが目標に向けて様々な取り組みをする一方、「綺麗ごとにすぎない」「理想主義的だ」「流行のキャッチフレーズ」という指摘もある。

だが、気候変動(危機)をめぐる議論が、本格化した1980年代から30年以上がたっているにも関わらず、政治や経済などのグローバルな問題に対する抜本的な改革が不十分なのは確かだ。

温室効果ガスの負の遺産を、次の世代の子どもたちが押し付けるのも、フェアではない。

そんな風に、従来の世界の仕組みを変えられない「大人たち」に対して、業を煮やした若者たちを中心に、世界各地で声が上がっている。

「きれいごとだ」と冷やかしている場合ではなく、今すぐにできることから始める行動力が求められているはずだ。単なる目標やキャッチフレーズとして消費してはいけない。

日本のメディアもここ1-2年で、SDGs企業の様々な挑戦を取材している。ハフポスト日本版も「グローバルな問題をパーソナルに報じる」という方針のもと、「はじめてのSDGs」という特集を展開している。

様々なメディアの役割を話し合った、トークセッションの内容はこちらから見ることができる(動画)。

 

国連広報センター
「SDGメディア・ゾーン」

>>>>動画こちらから

なお、トークの司会進行を務めた国連広報センター所長の根本かおるさんは次のように話している。

「日本のメディアはSDGsについて報じるだけではなく、地域・個人レベルでのアクションも含め、人々の背中を押して取り組みを促す役割を果たしてきた。日本で蓄積されたメディアの知見を世界と共有できることの意義は大きい。今後も国連でのグローバル発信の機会に日本のパートナーとともに参画していきたい」