恋愛のこれから
2019年12月06日 10時30分 JST | 更新 2019年12月11日 14時44分 JST

テクノロジーが私たちカップルの意思疎通を助けてくれた【セックス・ダイアリー第15話】

24歳の私は、テクノロジーを使ってパートナーとの関係修復を試みている。

Huffpost UK

今のパートナーに出会った時、実のところ私は別の人と6年間付き合っていた。でも、私たちは最初から意気投合した。私たちはあるフェスティバルにいたんだけど、相性は抜群だった。それに彼は、「災い転じて福となす」という状況をもたらしてくれた。彼は私に、当時の相手とのストレスの多い関係から離れる勇気と強さを与えてくれた。2年前のことだ。

問題は、新たな関係の初期から起こり始めた。付き合ってわずか3カ月後、私たちは同居するようになった。幸せな時間になるはずだったのに、実際は、物ごとが上手く行かなくなる始まりとなった。数多くの悪いことが1度に起きて、蜜月の期間を短くしてしまった。

パートナーは当時、経済的な理由で大学を中退し、うつ病を患っていた。でも、彼はそういう事を話し合うような家庭に育ってはいなかったから、病のことは何も語られず、彼が診断を受けることもなかった。また、私たちはシェアハウスに住んでいて、それが多くの問題をはらんでいた。冬の暖房はなく、夏場には空調機が止められず、これにより法外な料金が請求されることになった。

こうしたことは、私たちの性生活にも悪影響を与え始めた。パートナーは親密になることに問題があり、セックスに対する精神的な障壁ができた。彼は常にみじめさを感じていたため、自信を持てず、自分に性的な魅力があるとも思っていなかった。この時点で、私たちはたぶん2カ月に1度セックスをしていたが、する時には大変な困難を伴った。

私は、彼の気分がよくなるようにあらゆることを試したが、うまくいかなかった。自分の頭の中で、彼と以前のボーイフレンドを比べることさえあった。解決策を見出せなければこの関係は長続きしない、と彼に告げる必要があると思った。

そんなとき、同僚がアプリ「Love Nudge(ラブ・ナッジ)」を勧めてくれた。このアプリは、私たちは皆、愛の言語、つまりパートナーとコミュニケーションをとる方法を持っているという考えに基づいている。その5つの言語とは、ギフトをもらうこと、意味のある時間を共に過ごすこと、肯定的な言葉、尽力すること、ボディタッチだ。私とパートナーはそのテストを受けて、どの言語が自分たちに当てはまるのかを考えた。

私たちは、彼が最も重視する愛の言語が「時間」であるのに対して、私は「タッチ」を好むという事実を見出した。恐らくこれこそが、私たちの性生活(またはその不足)が私に大きな影響を与えていた理由だったのだ。私たちはこのことを解明すると、今度はこのアプリで自分たちがやらなければならない目標を互いに設定した。その目標とは、自分たちが愛の言語を使いながら、お互いを幸せにすることだ。

たとえば、私が彼を幸せにするための「やるべきこと」リストとは、彼と一緒にビデオゲームやボードゲームで遊んだり、映画を観たりして時間を共に過ごすことだ。彼は、私と一緒にそうした時間を過ごすことを好んでいる。ほかの誰かにとってそれは、褒め言葉や優しい言葉を添えた愛のメッセージを送ったり、ギフトを買ったり、または外出のときに手を握ったりすることかもしれない。

自分の目標を達成する頻度を選び、相手の目標の達成度も追跡できる。私はそのアプリを毎日見ているが、パートナーはそれほど利用していない。私はアプリをチェックし、ただ自分たちが一緒に設定した目標について振り返っている。私たちは常に、少なくとも15の目標を設定している。彼はシフト制の仕事をしているため、2人の時間を調整するためにもこのアプリは便利だ。そのようにして、私たちは相手を疎かにしたり、悩ませたりすることがないと感じるようになった。

私たちはこのアプリを使って、セックスを望む頻度を設定している。だって、それも重要なことだから。今のところ、セックスについては月2回の目標を設定し、それを達成している。このことで私は気分が良くなった。このアプリに出会う前は、数週間セックスがなかったと思うと、気が変になりそうだった。いま私は、心の平安を感じる。私たちの目標に向かって、順調に進んでいると思えるのだ。

基本的にこのアプリは、デジタル式のチェックシートになっていて、利用者にリマインダーを送り、パートナーと一緒に設定した目標を達成していることを知らせてくれる。2人が同様に状況を把握している、ということを。利用者がパートナーに約束した目標を達成すると、次に進むことができる。パートナーに対して良いことをするよう促してくる存在が、自分にしつこく文句を言ってこないアプリだというのもいい。おかげで、私たちはお互いを悩ますことなく、ただ相手を幸せにすることを実行するだけでよいのだ。

一部には、テクノロジーが私たちの意思疎通の方法を奪っていて、それはあまりロマンチックではないと言う人たちもいる。でも私は、自ら数カ月間にわたる憂鬱な日々を経験した後、パートナーをどうしても幸せにしてあげたかった。その為には何でもやるつもりだった。私たちは、自分たちの関係を再び軌道に乗せる必要があった。そして、もしこれで上手くいくなら、それで良いのだ。

セックス・ダイアリーは、ハフポストUK版に読者から無記名で寄せられたセックスに関するストーリー。ハフポストUK版に掲載されたものを、翻訳・編集しています。様々なセックスにまつわるストーリーを通じて、性にまつわる喜びや悩みをオープンに語り合おうという企画です。

時代とともに変わる恋愛のかたち。年齢や性別、世間の常識にとらわれず、私たちは自由になった?それとも、まだまだ変わらない?

「ネットで恋愛はアリ?ナシ?」「良い出会いってどこにあるの?」「こんな恋愛はどう?」一緒に #恋愛のこれから を考えていきませんか?Twitterでもご意見を聞かせてください。