安倍首相「行政全体の信頼を揺るがしかねない」 森友文書の書き換え問題で謝罪

「行政の長として責任を痛感している。国民の皆様に深くおわびを申し上げたい」
安倍晋三首相
安倍晋三首相
時事通信社

首相が改ざん問題を謝罪「行政の長として責任を痛感」

学校法人・森友学園(大阪市)との国有地取引に関する決裁文書の改ざん問題について、安倍晋三首相は12日夕、「行政全体の信頼を揺るがしかねない事態であり、行政の長として責任を痛感している。国民の皆様に深くおわびを申し上げたい」と謝罪した。首相官邸で記者団に語った。

首相は「国民から厳しい目が向けられていることを真摯(しんし)に受け止め、全容を解明するため調査を進めていく」とし、「麻生(太郎)財務相にはその責任を果たしてもらいたい」と述べた。

麻生氏については「全てが明らかになった段階で、二度とこうしたことが起きることのないように、信頼の回復に向けて、組織を立て直していくために、全力をあげて取り組んでもらいたい」とも語り、あくまで続投させる意向を示した。

(朝日新聞デジタル 2018年03月12日 18時43分)

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