新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
2020年06月28日 14時32分 JST

香港の恒例デモ、新型コロナ対策などを理由に「初の禁止」⇒国家安全法反対を封じ込めか?

デモを呼びかけた民主派団体は反発を強めている

朝日新聞社
民主派団体が呼びかけたデモで、米国の国旗を掲げて行進する参加者ら=2019年7月1日、香港、益満雄一郎撮影

香港の恒例デモ、初の禁止 国家安全法反対を封じ込めか

 香港警察は27日、香港島中心部で毎年7月1日に実施されている恒例の大規模デモについて、開催を禁止すると決定した。新型コロナウイルス対策などを理由にあげた。この日にも施行される可能性がある「香港国家安全維持法」に反対する動きを封じ込める狙いがあるとみて、デモを呼びかけた民主派団体は反発を強めている。

 警察が7月1日のデモを禁止したのは2003年の開始後、初めて。この日は香港返還記念日で、民主派は毎年、民主化などを訴えるデモを行ってきた。警察の決定に反発した一部の市民が同日に抗議活動を強行する可能性がある。

 昨年のデモには「逃亡犯条例」改正案の撤回を求める市民ら55万人(主催者発表)が参加。一部の若者が立法会(議会)の庁舎に突入し、議場を一時占拠する事態に発展した。(香港=益満雄一郎)

(朝日新聞デジタル 2020年06月27日 22時54分)

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