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2019年11月10日 14時54分 JST | 更新 2019年11月10日 15時53分 JST

天皇陛下即位の祝賀パレードが開催。「祝賀御列の儀」

「日本史に残るイベントなので家でじっとしているのが嫌だった」と横浜から来た男子高校生。

朝日新聞社
祝賀パレードを前に行われたテープカットでは、陸上の桐生祥秀選手(左から2人目)、フィギュアスケートの紀平梨花選手(左端)らが参加した=2019年11月9日午後1時37分、東京都千代田区、杉本康弘撮影

【速報中】両陛下に歓声、皇后さまは涙も パレード終了

 天皇陛下の即位を祝う祝賀行事が9、10の両日、行われます。10日午後3時からは祝賀パレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」があり、天皇、皇后両陛下がオープンカーに乗り、皇居・宮殿からお住まいの赤坂御所まで約4・6キロを約30分かけて、進みます。2日間の出来事をタイムラインでお伝えします。

■歓声にこたえた両陛下、皇后さまは涙も パレード終了

 天皇陛下の即位に伴うパレード「祝賀御列の儀」が10日に行われ、終了した。 同日午後3時、天皇、皇后両陛下がオープンカーに乗って、皇居・宮殿を出発した。天皇陛下は勲章をつけ、皇后雅子さまはティアラを身につけ、笑顔で手をふった。

 オープンカーは時速10キロほどのゆっくりとしたスピードで、お住まいの赤坂御所までの約4・6キロを約30分かけて進んだ。

 皇后さまは歓声にこたえるなかで、涙目になり、手で涙をぬぐう場面もあった。

■青山一丁目交差点、「万歳!万歳!」の声(15:25)

 天皇、皇后両陛下を先導する白バイが青山通りを進み、青山一丁目交差点に近づくと、交差点付近にいた音楽隊が音楽を奏でた。両陛下を乗せたオープンカーが交差点に差しかかるとそれまで静まりかえっていた沿道の観衆は日の丸の旗を降り、「万歳!万歳!」の声が響いた。

■国会議事堂前、沿道から歓声「雅子さま」(15:10)

 国会議事堂前のやや登坂になった大通りを両陛下を乗せたオープンカーが見えてくると、沿道からは「雅子さまあ」「おめでとうございます」と多くの人が小旗をふって迎えた。

■祝田橋交差点を右折し、桜田門方面へ(15:07)

 車列ほぼ中央の天皇、皇后両陛下を乗せたオープンカーが祝田橋交差点を右折し、桜田門方面へ。小旗を振る群衆から歓声が上がった。上皇ご夫妻の結婚パレード(1959年)と即位パレード(90年)、天皇、皇后両陛下の結婚パレード(93年)と連続で参加しているという埼玉県の女性(80)は「雅子さまに『頑張って』と伝えたくて来ました」。

■皇居正門近くに数千人の観客(15:03)

 パレード開始となる皇居正門近くには、天皇、皇后両陛下の乗った車が現れると、集まった数千人の観客がスマートフォンなどで撮影し、配られた旗をはためかせながら歓声をあげた。

■笑顔の雅子さま(15時ごろ)

 オープンカーに乗った雅子さまは笑顔を見せ、宮内庁職員らが拍手で送る。両陛下は、職員らに手を振った。

■パレード「祝賀御列の儀」始まる(15:00)

 天皇陛下の即位に伴うパレード「祝賀御列の儀」が10日、始まった。晴天に恵まれ、多くの人たちが朝から沿道に詰めかけた。

 同日午後3時、天皇、皇后両陛下がオープンカーに乗って、皇居・宮殿を出発した。宮内庁職員や皇宮警察官計約600人がお二人を見送った。お住まいの赤坂御所までの約4・6キロを約30分かけて進む。

 オープンカーは、トヨタの高級車「センチュリー(3代目)」を改造したもので、約8千万円を上限とする契約で内閣府が購入した。車体は全長5・34メートル、全幅1・93メートル。平成の時に使った英ロールスロイス製のコーニッシュIIIのオープンカーよりやや大きい。「皇10」のナンバーがつけられ、ボンネットに天皇旗を立てられた。

 座席は白い本革張り。沿道から両陛下の姿がよく見えるよう、背もたれの角度を後ろに25度傾け、座席そのものも、後ろにずらした状態で固定した。車体の色は、通常のセンチュリーと同じ「神威(かむい)エターナルブラック」だが、塗装を通常のものよりも多く重ね、鏡面のように仕上げたという。

■天皇、皇后両陛下が現れる(14:57)

 天皇、皇后両陛下、現れる。天皇陛下は勲章。皇后雅子さまの頭にはティアラ。宮内庁楽部が「君が代」を演奏。

■天皇旗をつけたオープンカー(14:34)

 皇后・宮殿前に、天皇旗をつけたオープンカーが入る。

■宮内庁職員らが両陛下を待つ(14:30)

 宮内庁職員と皇宮警察官計約600人が宮殿前に並び、天皇、皇后両陛下が現れるのを待つ。

■国会周辺「雅子さまに共感」(13:45)

 千葉県市川市の20代女性は、皇室好きの両親に誘われ、1歳の長女を連れて国会議事堂前の観覧席でパレードの到着を待ちわびていた。最寄り駅の出入り口に規制がかかっており、JR有楽町駅から40分以上かけて歩いてたどりついた。「苦労を重ねてこられた皇后雅子さまに、一人の女性として共感する」と言い、「天皇陛下とお二人でこれまで通り、平和と福祉への活動を続けてくれることを期待します」と話した。

■赤坂御用地の鮫が橋門前、警察官が混雑状況を説明(13:45)

 鮫が橋門そばの人だかりはマスコミ関係者ふくめ100人ほどに。若い男女。女性から「パレードここからですか」と聞かれた警察官は、「いえ、ここから両陛下は普通のお車で御所に向かいます。青山の方長い行列できていて、やむなくみなさんこちらに並んでいるんですよ」。女性「えーー、そんなにもう並んでいるんだ、どうしよう」

■正門付近の簡易トイレ、長蛇の列「飲み物控え…」(13:30)

 正門付近にある10個の簡易トイレには長蛇の列。50メートルほど並んだ先に更に四つの折り返し列があり、400人ほどが順番待ちをしていた。横浜市から来た男性(61)は「今日は飲み物をほぼ控えていたのだが、仕方がありません」とあきらめ顔だった。

■赤坂御所の近く、回り道に「仕方ないわね」(13:30)

 赤坂御用地の鮫が橋門から正門先までは警備のため車両も人も通行止め。子どもを自転車に乗せた若い母親と、抱っこひもで赤ちゃん抱いて自転車にのっている若い父親。四谷方面から赤坂御用地に沿って自転車で直進しようとしたが、途中で警察官に「ここいま通れないんです、回り込んでください」と言われ、「仕方ないわね」と回り道へ。

 ガイドブック手にした外国人も、次々に回り道へ誘導されていく。パレードを見に青山通へ向かっていた人たちは「え、ここが一番近いんだけどな」と回り道へ向かいながら呆然とした様子。妻が夫に「ほら言ったじゃないの

■青山通り、車道へ身を乗り出すように人があふれる(13:10)

 青山一丁目交差点付近に設けられた手荷物検査場は長蛇の列ができた。外苑前駅方面に延びたこの列は、午後1時ごろには青山二丁目の交差点を過ぎた先まで続き、終わりが見えないほどとなった。

 一丁目の交差点付近に建つビルはほとんどがブラインドをおろしたりカーテンをしめたりしており、人の気配がない。

 その一方で青山通りの沿道には日の丸の旗を手に持った人々が車道へ身を乗り出すようにあふれている。この長蛇の列や、報道陣のカメラ撮影用のやぐらを撮影する人の姿も。「立ち止まらず前の方に続いてお進みください」という警察のアナウンスが響いた。

■桜田門の手荷物検査場は100メートル以上(12:55)

■赤坂御所の正門前

 規制のため鮫が橋門から正門の先まで車両や一般人の通行規制中。警察官とマスコミ関係者ばかり50人以上。テレビカメラや脚立をかかえ、続々とと集まってくる。

 戻ってくるパレードを迎えて道筋に並ぶ予定の自衛隊の儀じょう隊やボーイスカウトらを撮影するため、車道にやぐらを組んで待つ。

 車道をはさんで向かい側にある明治記念館。正門の真向かいにある通用門では、警備員が「(戻ってくるパレードを)目に焼き付けます」と笑顔を見せた。

■明治記念館では旅行会社の企画も(12:20)

 パレードの開催に合わせて旅行会社の「クラブツーリズム」が企画した沿道近くの明治記念館のランチには10~80代の47人が参加。6月の企画当初は、館内から沿道が見られる部屋で昼食を取る予定だったが、警備上の理由から10月中旬に変更を余儀なくされ、食事後は各自の自由見学に。デザートのパッションフルーツのムースを食べ終えた大阪市の会社経営の男性(32)は「おいしかった。こんなに近いのにどこで見られるのだろうか」と心配そうな様子で会館を後にした。

■皇居正門近くには簡易ベンチと本を持参で待つ人も(12:15)

 パレードの開始となる皇居の正門近くには、朝から大勢の人が列に並んでいた。警備する警察官によると、正午時点で正門付近には3千人ほどがいるという。

 参加者は配られた日本国旗を手に持ち、笑顔を浮かべていた。茨城県つくば市から来た佐藤幸夫さん(75)は、午前6時に自宅を出て皇居に向かった。簡易ベンチとともに読書用の本を2冊持参して、午後3時のパレード開始まで待機。「正門は、天皇皇后両陛下の晴れ姿を見ることができる一番良い場所。どんな表情をされているかに注目したい」と述べた。

 また、横浜市から来た男子高校生(17)は「日本史に残るイベントなので家でじっとしているのが嫌だった。両陛下の衣装にも注目したい」と話していた。

■学習院初等科近くにもパレード待つ人々(12:15)

 学習院初等科近くの鮫が橋門。40人ほどの人がパレードのために皇居に向かう両陛下の出発を待って反対車線に集まる。警察官によると、10時半に交替したときにはすでにもう人びとがいたという。

■国会議事堂周辺には日の丸の小旗を持った人たち(12:10)

 国会議事堂周辺では手荷物検査を受けるため数十メートルの行列ができていた。沿道では日の丸の小旗を持った多くの人たちが3時間後のパレードの始まりを待っていた。

■青山通り沿いの多くの企業や店舗は休業(12:00)

 コース後半の青山通り。正午前には青山一丁目駅の改札から通りまで人があふれはじめた。通り沿いの多くの企業や店舗は、この混雑による混乱を避けるため休業や業務縮小の対応をとった。

 食事の提供や和菓子の販売などをしている茶店「菊家」(東京都港区元赤坂)もその一つ。店は豊川稲荷の境内にあり、この寺の出入り口の門が終日閉められることになった。店主の儀賀越子さん(92)は「残念ですが、仕方ないです」とあきらめ顔。皇室の大ファンだと言い、店内には皇室カレンダーもある。前回のパレードとは違い、今回は青山通りを通るコースなので、「とても楽しみだった」。

 パレードにあわせた記念のせんべいセットを販売する予定で500袋ほどを用意していた。そばやうどん、甘酒も普段より多めに用意するつもりだった。「お客さんと一緒にお祝い申し上げたかっただけに残念。だけど店周辺が混乱して、両陛下に万一のことがあるといけないので仕方ないですね」

 郵便局も業務を縮小する。赤坂郵便局は速達や書留などについて、規制が解除される午後4時半以降の配達にする。また、交通規制の影響もあるといい、郵便物などが届くのは1日ほど遅れる見通しだという。

 このほか、本社ビルが青山1丁目交差点近くにある自動車製造会社「本田技研工業」(東京都港区南青山)も出社自粛。全国の伝統工芸品を展示販売している「伝統工芸青山スクエア」(東京都港区赤坂)、スターバックス青山ビルヂング店などの飲食店も臨時の休業とした。

■青山一丁目交差点、パレード待つ人が長蛇の列(10日11:00)

 手荷物検査の開始を待つ人たちが朝から並び、列はすでに数百メートルに。いちょう並木のあるあたりまで続き、さらに増え続けている。長丁場に備え、近くのファミリーマートで食料を買い込む人も。仮設トイレにも行列ができている。名古屋から朝に新幹線で来たという母娘は「もっと早く並べればよかった。雅子さまを一目でもみて帰りたいです」

■オープンカーはセンチュリー3代目を改造

■万歳三唱、両陛下が退出(18:50ごろ)

 式典の最後、伊吹文明元衆院議長らが「天皇陛下万歳」などと唱和する中、両陛下が会場を後にした。

■天皇陛下があいさつ(18:40ごろ)

「ここに集まられたみなさんからお祝いいただくことに感謝します」

「被災された方々が安心できる生活が一日も早く戻ることを心から願っています」

■祝賀式典はじまる 嵐が奉祝曲を披露(18:30ごろ)

 2020年末に活動を休止する、人気アイドルグループ「嵐」やピアニストの辻井伸行さんらによって、即位を祝う三部構成の組曲も披露された。皇后さまが涙をぬぐう場面も見られた。

■全国各地の祭りや郷土芸能披露

■紀平梨花選手らがテープカット(9日13:30)

■9日の「国民祭典」の流れ

(朝日新聞デジタル 2019年11月10日 15時44分)

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