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2020年03月17日 15時15分 JST

チューリップがイベント自粛でピンチ...!新潟市が1万本超購入【新型コロナウイルス 】

同協議会によると、政府が大規模イベントの自粛要請を出した先月26日以降、お祝い用の切り花需要が激減。

朝日新聞社
花き振興協議会も記者会見を開き、チューリップの消費拡大をPRした=16日、新潟県庁

チューリップがイベント自粛でピンチ 市が1万本超購入

 新潟県はチューリップの切り花の出荷量が全国一。ところが、その切り花が新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている。イベントや結婚式の自粛の影響で価格が低迷しているためだ。厳しい状況を打開しようと、農家や花屋らが販売促進のためのプロジェクトに乗り出した。

 16日、新潟市役所でJA全農にいがたのチューリップの贈呈式があった。チューリップ800本が贈られ、18日から各区役所で飾られる。市もチューリップ1万3千本を買い上げ、市内の小学校など94校の卒業生約5600人に贈る。

 農林水産省が呼びかけ、生産者団体や行政機関が消費拡大に取り組む「花いっぱいプロジェクト」の一環だ。県内農家や花屋らでつくる県花き振興協議会も、JR新潟駅構内や県庁に切り花を飾り、需要喚起に向けたPRをする。

 同協議会によると、政府が大規模イベントの自粛要請を出した先月26日以降、お祝い用の切り花需要が激減。先月下旬には前年同期比で価格が4割近く落ち込み、出荷最盛期の3月中旬に入っても、2割程度低い水準だという。

 この日、県庁で記者会見した同協議会の豊島正人会長は「ここで価格低迷するのは大打撃」と述べ、「お祝いの場面、感謝する場面で花を使って、少しでも癒やされてもらえれば」とアピールした。(飯塚大和、杉山歩)

(朝日新聞デジタル 2020年03月17日 14時19分)

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