Twitter、会話の「ツリー表示」機能をテスト中。2020年順次導入を計画?

あるツイートを根っこにした会話の表示形式で、ツイートに関連する会話を追いかけやすくする機能が含まれている模様。
Engadget 日本版

Twitterは多数のユーザーによる雑多なつぶやきを一覧で見るのには良いものの、ユーザー同士の会話を、あとから順をおって見返すことはあまり考慮されていません。しかし、来年にはそれも変わることになりそうです。Twitterはネスト表示を含む会話のツリー表示を開発しており、2020年に順次導入するよう設定されているのが発見されました。
このツリー表示機能はTwitterのベータテスト用アプリtwttrに登場したもので、基本的な表示を大きく変えずに会話の表示の仕方を調整できるようになっています。

それはアプリ・セキュリティ研究者Jane Manchun Wong氏が(独自の方法で)発見した内容を見ればわかるとおりとあるツイートを根っこにしたツリー表示形式で、ネスト表示や特定の返信ツイートをクリックしてそれに関する会話を追いかけやすくする機能が含まれている模様です。ただこの表示方法、Twitterの会話部分をRedditに似た掲示板にしてしまうような気もしないでもありません。

twttrに見られる機能は、将来的にTwitterにもたらすことを想定して開発されています。とはいえ、今回Wong氏が発見した機能も2020年の順次導入が計画されているとTechCrunchは伝えています。とはいえ、この機能がそっくりそのままTwitterに移行するかはまだ確定しておらず、Twitterは今後も様々な実験的機能をtwttr上で吟味していくと述べています。

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