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【6割以上が◯◯万円未満】働く女性の平均月給とお小遣い事情

国税庁発表の「民間給与実態調査統計(平成25年分)」によると、男性の平均年収511万円に対して、女性は272万円と半分程度だという。
girl lying on bed with money
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Julie Toy via Getty Images

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する、正社員で働くことを希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』( http://women.en-japan.com/ )上で、サイトを利用している女性1,069名を対象に「給与」についてアンケートを行ないました。以下、概要をご報告いたします。

調査結果概要

国税庁発表の「民間給与実態調査統計(平成25年分)」によると、男性の平均年収511万円に対して、女性は272万円と半分程度にすぎないことが分かります。働く女性の給与事情と自由に使えるお金(お小遣い)に対する満足度を伺いました。下記、トピックスです。

★平均月給は「15~20万円」が3割と最多。

★1ヶ月のお小遣いは、「3万円未満」という女性が51%。40代は1万円未満が32%。

★もっとお小遣いがあれば、自分のために消費したい女性たち。

調査結果詳細

1:平均月給は「15~20万円」が3割と最多。(図1)

「毎月の平均給与額はいくらですか?」と伺うと、「20万円未満」という回答が64%でした。年代が上がると非正規雇用比率も上昇する影響か、「5万円未満」の割合は40代で12%と20代の3倍です。

【図1】毎月の平均給与額はいくらですか?

2:毎月のお小遣いは、「3万円未満」という女性が51%。40代は1万円未満が32%。(図2・図3-a・図3-b)

「毎月の自由に使えるお金はいくらですか?」という質問では、「3万円未満」という女性が51%で過半数を占めました。特に40代では7割にも上り、「1万円未満」という方も20代の4倍にあたる32%でした。年代が上がるごとに自分で自由に使えるお金は少なくなっていることが分かります。

「毎月の自由に使える金額への満足度」を伺うと、満足している方は31%でした。お小遣いは年代を重ねるごとに少なくなっていたものの、年代別の満足度では大きな差が見られませんでした。金額別では、「5万円~10万円未満」の方では47%が満足と半数に迫り、「10万円以上」の方は59%が満足と回答しています。

【図2】毎月の自由に使えるお金はいくらですか?

【図3-a】毎月の自由に使える金額に満足していますか?(年代別)

【図3-b】毎月の自由に使える金額に満足していますか?(自由に使える金額別)

3:もっとお小遣いがあれば、自分のために消費したい女性たち。(図4)

もっと自由に使えるお金があった際、女性はどのようなことに使うのでしょうか。一番多かった意見は58%の方が選択した「趣味・娯楽」(20代:67%、30代:55%、40代:51%)です。続く「衣服・化粧品の購入」(同:59%、42%、32%)、「習い事」(同:45%、42%、32%)や「交際費」(同41%、31%、27%)など自身が楽しむためにお金を使いたいという気持ちが特に強いことが分かりました。ただし、年代を追うごとに減少する傾向にあります。自分以外の消費対象として、20代は「親孝行」(41%)、30代は「親孝行」(31%)と「子どもの教育・習い事」(30%)、40代は「子どもの教育・習い事」(31%)とお金を使っていきたい対象は移り変わっていくこともうかがえます。

【図4】今後もっとお金を使っていきたいことは何ですか?(複数回答可)

【調査概要】

■調査方法:インターネットによるアンケート

■調査対象:『エンウィメンズワーク』 ( http://women.en-japan.com/ )利用者 1,069名

■調査期間:2015年6月25日~7月22日

▼プレスリリース ダウンロード 20150825 _ウィメンズ調査(給与).pdf

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