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2019年02月20日 12時40分 JST | 更新 2019年02月20日 12時57分 JST

ホンダ撤退、イギリスに衝撃走る 「製造業全体にボディーブロー」と現地紙

スウィンドン工場を2021年に閉鎖。EU離脱の影響を指摘する声も

自動車メーカー大手のホンダは2月19日、イギリス南部・ウィルトシャー州スウィンドンにある工場での生産を2021年に終了し閉鎖することを発表した

ホンダは「世界の自動車産業を取り巻く急激な環境変化への対応」だとしている。 

時事通信社
2019年2月19日、記者会見するホンダの八郷隆弘社長

イギリスの新聞・ガーディアンは、ホンダがスウィンドンの工場閉鎖を決定したことにより、約3500人が失業に追い込まれるとして、「イギリス西部の経済や自動車産業、製造業全体にボディーブローのような打撃となる」と報じた

時事通信社
イギリスにあるスウィンドン工場

また、今回のホンダの決定はパターンの一部に過ぎず、イギリス中部では、日産自動車がサンダーランドでの生産計画を縮小していることやトヨタもバーナストンの工場から撤退する可能性があるなど、自動車メーカー各社の追随する動きにも言及した。

一方、イギリスのBBCは、今回の工場閉鎖について公式発表前にホンダと話したというジャスティン・トムリンソン下院議員のツイートを紹介した。

トムリンソン氏は、「ホンダは、この決定は国際的な流れに基づいたもので、ブレグジットが原因ではないと明言している。欧州市場向けの生産については全て、2021年に日本に統合される」と述べたが、スカイニュースは、ホンダはブレグジット後に新たに関税が課されることを憂慮しており、Brexitも工場閉鎖の要因の一つだと伝えている