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2019年03月11日 11時25分 JST

【東日本大震災】東京スカイツリーが一夜限りの特別カラー「明花」を点灯。復興への願い東京の空から届ける

特別な色は、小学生のアイデアから生まれた。

東日本大震災から8年。特別な色が、東京の夜空を彩る。

東京スカイツリーは、2019年3月11日の午後5時45分から翌12日午前0時まで、東日本大震災の鎮魂と復興への思いを込めた特別点灯を実施する。

点灯する色は「明花(めいか)」だ。

「明花」は、ユリやマリーゴールド、ラベンダーなどの様々な花を表現しており、タワーが黄緑や紫などのグラデーションカラーで彩られる。

東京スカイツリー
2019年3月11日、一夜限りの特別色「明花」でライトアップする東京スカイツリー

東京スカイツリーでは通常、江戸の下町文化を表現する紫の「雅」・青の「粋」・古来より縁起の良い色とされてきた橘色の「幟(のぼり)」の3色を日替わりで点灯しているが、2014年以降、3月11日には毎年「明花」を点灯しており、今年で6回目を迎えた。

今回の特別色の点灯について、東京スカイツリータウン・広報事務局の永原崇史さんはこう話す。

「明花」は、2013年の夏、東京スカイツリーが「明るい未来」をテーマにライティングデザインを募集した際に採用された色です。

この色は、当時墨田区の両国小学校の5年生だった道上可彬さんのアイデアです。道上さんはこの色について、こんなコメントを残しています。

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これは、花を表しています。

土から出て、青い葉を出し、発てんし続けて来た日本でも大しん災のせいで、花のようにしぼんでしまいました。

でも、花は種を残すのです。

私はその残った人たちに日本を咲かせてほしいからこのデザインにしました。

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被災した日本を花になぞらえて、萎んだ花でも種を残し、再び咲くという復興への気持ちが見事に込められていたので、採用に至りました。

 ぜひ、今夜は復興の思いを抱きながらタワーを見て頂ければと思います。