アメリカ五輪銀メダリストが23歳で死去。女子団体パシュート

死因は自殺とみられる
EMMANUEL DUNAND/AFP=時事

リオデジャネイロオリンピック(2016年)の自転車競技、女子チームパシュートで銀メダルを獲得したアメリカのケリー・カトリン選手が3月8日、自宅で亡くなったと自転車競技の専門誌「Velo News」などが報じた。23歳だった。

死因は自殺と見られると、Velo Newsが10日伝えた。

父親のマーク・カトリンさんは同誌に、「彼女と代わってあげたいという思いが消える時が一秒たりともありません。信じられないほどの痛みです」と話した。

ワシントンポストによると、カトリン選手は昨年末、自転車事故で脳しんとうになり、それ以来、頭痛が頻発したり、精神的に不安定な状態になった。1月にも自殺を図るなどしたという。

カトリン選手は世界大会で3度優勝を経験。スタンフォード大学の大学院生だった。

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