「令和」が幕開け 新天皇陛下が即位

「天皇の即位の日」、2019年5月1日は今年限りの祝日です
皇居を出られる皇太子ご夫妻=30日午後、皇居・半蔵門
皇居を出られる皇太子ご夫妻=30日午後、皇居・半蔵門
時事通信社

2019年5月1日、新天皇陛下が即位され、「令和」の時代が幕を開けた。東京では、朝から雨が上がって暖かい1日となりそうだ。

憲政史上初めて天皇陛下の退位と即位が同時に行われるのを祝い、5月1日は「天皇の即位の日」として今年限りの祝日となっている。

新天皇陛下(徳仁様)は1960年2月23日生まれの59歳。戦後生まれの初めての天皇となる。

<即位初日の予定は次の通り>

午前10時半 「剣璽等承継の儀」(けんじとうしょうけいのぎ)

皇居・宮殿「松の間」で、皇位とともに伝わる剣璽(けんじ)、天皇の国事行為に使用される国璽(こくじ)と御璽(ぎょじ)を受け継ぐ儀式。を実施する。安倍晋三首相らが参列。同席する皇族は、成年男性に限定された。

午前11時10分 「即位後朝見の儀」(そくいごちょうけんのぎ)

即位後初めて国民の代表に会われる儀式。新皇后の雅子さまも出席される。宮中で政府や国会、裁判所の代表都道府県知事らに加え、女性の成年皇族も参列する。新天皇陛下が国民に向けて最初のお言葉を述べられた後、安倍首相が国民代表の辞を述べる。

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