安倍首相「令和の御代の平安と皇室の弥栄をお祈り申し上げます」 新天皇陛下の即位で国民代表の辞(全文)

新元号「令和」にちなんだ言葉で「国民代表の辞」を読み上げた。
安倍晋三首相(写真は4月10日の天皇陛下即位30年を祝う「感謝の集い」)
安倍晋三首相(写真は4月10日の天皇陛下即位30年を祝う「感謝の集い」)
時事通信社

新たに即位された天皇陛下が初めて国民の代表に会われる「即位後朝見の儀」(そくいごちょうけんのぎ)が5月1日午前、執り行われた。

天皇陛下が即位後初めての「お言葉」を伝えられ、その後、安倍晋三首相が「国民代表の辞」を述べた。

安倍首相による「国民代表の辞」全文は以下の通り。

謹んで申し上げます。
天皇陛下におかれましては、本日、皇位を継承されました。
国民を挙げて心からお慶び申し上げます。
ここに、英邁なる天皇陛下から上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いをいたし、日本国憲法に則り、日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たされるとともに、国民の幸せと国の一層の発展、世界の平和を切に希望するとのおことばを賜りました。
私たちは天皇陛下を国及び国民統合の象徴と仰ぎ、激動する国際情勢の中で、平和で希望に満ち溢れ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ時代を創り上げていく決意であります。

ここに令和の御代の平安と皇室の弥栄をお祈り申し上げます。

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