ピエール瀧被告、石野卓球さんとの音楽活動への思いを語る「足並みを揃えてやっていけたら」

「次のことよりは、今の状況を改善するのがスタート。(音楽は)それがすんでから」と、治療を優先する意思を示した。
ピエール瀧被告(右)と石野卓球さん
ピエール瀧被告(右)と石野卓球さん
石野卓球さんのTwitterより

ピエール瀧(本名・瀧正則)被告は6月5日、コカインを使用したとする麻薬取締法違反の罪に問われた初公判で、所属するテクノユニット『電気グルーヴ』のメンバー石野卓球さんとの音楽活動について「足並みを揃えてやっていかせてもらえたら」と述べた。

裁判官からの質問に対して答えた。

瀧被告は、裁判官からミュージシャンとしての仕事について問われ、 「楽曲の制作は相方が主導権をもってやっている」と断った上で、「音楽をつくるのはこれからもやっていく」と意思表示した。

「足並みを揃えてやっていきたい。やっていかせてもらえたらなと思います」と、卓球さんや音楽関係者に対する思いを語った。

裁判官から「具体的な話をしているのか」と問われると、「現在は話にはおよんでいない」と否定。

「彼には迷惑をかけてしまった」とお詫びの言葉を口にした後、 今後の音楽活動について「次のことよりは、今の状況を改善するのがスタート。(音楽は)それがすんでから」と、治療を優先する意思を示した。

公判では、瀧被告は起訴内容を認め、検察側は懲役1年6月を求刑。弁護側が執行猶予付きの判決を求めて、結審した。

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