「美女と野獣」実写版が地上波初登場、 エマ・ワトソンのベルは必見! 見どころは?

昆夏美さん、山崎育三郎さん、吉原光夫さん、藤井隆さんーー。豪華な日本語版吹き替えキャストにも注目です🌹
ディズニー公式

2017年に公開された実写版「美女と野獣」が6月7日、地上波に初登場する。日本テレビ系列「金曜ロードSHOW!」で午後9時から放送される。

「美女と野獣」は、魔女の呪いで野獣の姿に変えられた王子と美しく聡明なヒロインのベルが出会い、惹かれ合っていく物語。1991年にディズニーの長編アニメーションとして公開された。実写版では、アニメーションの世界観とアラン・メンケンによる美しい音楽が圧倒的な映像美でそのままスクリーンに再現され、大ヒットとなった。

フェミニスト、エマ・ワトソンならではのシーンに注目!

実写版で主人公ベルを演じるのは、エマ・ワトソンさん。「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー役のイメージから完全に抜け出した演技が見事。

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ストーリー冒頭、「あの子は変わりもの」「美しい娘だ」と周囲から注がれる視線をものともせずに散歩をしながら歌う「朝の風景」の歌声にびっくりするはず。

大好きな本を読むために発明した洗濯機を回したり、近所の子どもに文字を教えたり、フェミニストの彼女ならではのシーンも必見。雪景色の中で野獣と心を通わせていく「愛の芽生え」のデュエットシーンも美しく、有名な黄色いドレスでのダンスシーンもアニメファンの期待を裏切らない。

ワトソンさんはベル役で、2017年5月にロサンゼルスで開催された「MTV Movie & TV Awards」で、「男優賞」「女優賞」という性別の壁を取り払った初めての演技賞「最優秀俳優賞」を受賞している

同性愛を描いたシーンも

実写版「美女と野獣」では、腕力が取り柄の村の人気者・ガストン(ルーク・エヴァンス)に対して子分ル・フウ(ジョシュ・ギャッド)が恋心を寄せるシーンも描かれ、話題となった。

アニメではなかったキャラクター設定で、マレーシアでは公開が中止されるなどの波紋も広がった

同作に登場するガストンとル・フウのキャラクター画像。
同作に登場するガストンとル・フウのキャラクター画像。
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豪華な吹き替えキャストもぜひ!

ちなみに、日本語吹き替え版では、ガストン役をミュージカル俳優の吉原光夫さん、ル・フウ役を藤井隆さんが熱演している。

放送は2ヶ国語放送。ベルの昆夏美さんと野獣の山崎育三郎さんをはじめ、濱田めぐみさんや島田歌穂さんなど、ミュージカルの実力派人気俳優たちの素晴らしい歌声と演技にも注目したい。

キャストは以下の通り。

<ベル> エマ・ワトソン(昆夏美)

<野獣> ダン・スティーヴンス(山崎育三郎)

<ガストン> ルーク・エヴァンス(吉原光夫)

<ル・フウ> ジョシュ・ギャッド(藤井隆)

<モーリス> ケヴィン・クライン(村井國夫)

<アガット/魔女> ハティ・モラハン(戸田恵子)

<ルミエール> ユアン・マクレガー(成河)

<コグスワース> イアン・マッケラン(小倉久寛)

<ポット夫人> エマ・トンプソン(岩崎宏美)

<チップ> ネイサン・マック(池田優斗)

<マダム・ド・ガルドローブ> オードラ・マクドナルド(濱田めぐみ)

<カデンツァ> スタンリー・トゥッチ(松澤重雄)

<プリュメット> ググ・バサ=ロー(島田歌穂)

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