加藤浩次、再び怒り「亮にきいた。まだ嘘ついてる」 吉本興業・岡本社長会見にスッキリで言及

加藤浩次さんは22日放送の情報番組『スッキリ』で、「経営側が絶対変わらないとダメ。僕はこの状況が変わらないなら、僕は退社します」と明言していた。

お笑い芸人の加藤浩次さんが7月23日、番組MCを務める情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)に出演し、「まだ嘘を付いて、まだ誤魔化そうとしている。論理が全く通っていない」と会見を振り返り、心境を明かした。

反社会的勢力の会合に出席し金銭を受け取ったとして吉本興業から契約を解消された宮迫博之さんと謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮について、22日に開かれた同社の岡本昭彦社長の会見を受けたもの。

加藤浩次さんは22日の同番組で、「(吉本の)経営側が絶対変わらないとダメ。僕はこの状況が変わらないなら、僕は退社します」と明言していた

日本テレビ『スッキリ』

加藤さんは番組冒頭、「(会見の様子を見ていて)なんでこんなグダグダなんだって思いました。『こういった笑いもあるんだ』と、ちょっとびっくりしましたね…。会見の場で、『あとで聞いてきます』っていうのは、ないですよね。また(会見を)やるつもりなのかなと…」と皮肉を交えながら会見での岡本社長の対応を批判。

その後番組では、22日の会見の岡本社長の回答を抜粋したダイジェストを放送。

そのVTRを受けた後、加藤さんは静かな怒りを込めた表情で番組を進行した。

加藤さんの番組での主な発言は、以下の通り。

まず何も話が進展しなかったので、記者の方は疲れたのではないか。お疲れ様でした。

(会見が)どういったロジック、論理構成で行われるのかと注目していましたが、答えとしては“冗談”だったとか言っていて、いまこの令和の時代になって、『こんな会見があるんだ』って正直悲しくなりました。

(岡本社長の「お前ら全員クビ発言」は)“あれは冗談”だって言って、(その発言を)藤原副社長がフォローしてたけど、昨日(ロンブーの)亮さんに聞いたら、その場には藤原副社長はいなかったと言うので。

この期に及んで、まだ嘘を付いて、まだ誤魔化そうとしているのかと。(中略)論理が全く通っていない。気持ちが入っていないし、伝わってこないんですよ。

加藤浩次さん「状況が変わらないなら、僕は退社します」と前日の放送で明言していた。

加藤さんは前日22日の同番組で、「今、(吉本の)経営側が絶対変わらないとダメ。僕はこの状況が変わらないなら、僕は退社します。昨日ずっと考えていて...そう思いました。意見するような形になって申し訳ないんですけど、そういうつもりでいます。ここまでずっとみんな我慢して、頑張ってやってきてて、こんな浮かばれないことがこの会社で起こってんだよ」と、体制が変わらなければ退社するという意志を明確に示した上で、怒りを露わにしながら訴えていた。

加藤さんを巡っては、吉本興業の岡本社長が22日の記者会見で、加藤さんの番組での発言を受け、「ミーティングの場を設けているので、そこでの話と思っている。まずはきちんと話をして(吉本興業に)残っていただけることから始めていくということです。直接本人と話をしてから」と語っていた。

また、岡本社長は「社長として至らなかった」として、代表取締役の大崎洋氏と共に50%の減俸を1年間続けることを発表しながらも、自身の去就については明言を避けていた。

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