ライフスタイル
2019年08月04日 15時48分 JST

「ブスと言われてもポジティブになれた」【詐欺メイク】YouTuber語る“私を変えてくれた人”

メイクは自分に自信を与えてくれるものであり、自分を守ってくれる『鎧』です。

【詐欺メイク】「ブスと言われてもポジティブになれた」YouTuber語る“私を変えてくれた人”

ゆきだるま さんのTwitter(@nic02life)より

メイクのテクニックですっぴんから全く異なる印象を作り出す”詐欺メイク”。「目が小さい」「鼻が低い」といった顔の印象をメイクで変えることができると、そのテクニックを取り入れる女性も増えている。今回は石原さとみのものまねメイクが話題となった、3児のママYouTuber・ゆきだるまさんと、”元アパレル店員”という経歴を生かしてメイクやファッションの情報を発信する、ももちさんの二人に話を聞いた。 

メイク開始は第一子出産後「二重のため、練習の毎日だった」(ゆきだるま)

石原さとみや安達祐実らのものまねメイク、初音ミクのコスプレメイクなど、動画で披露するメイクの完成度が秀逸なゆきだるまさん。一重から二重になっていく過程は実に見事だが、実際にメイクを始めたのは第一子を出産したあとだったという。 
「産後で17kg体重が増えてしまい、鏡も見たくない時期がありました。写真を撮るにしても二重アゴが隠せないし、高校時代の友人に久しぶりに会ったときに『太ったね』とストレートに言われてしまって。それがきっかけで変わりたいと思ったんです」 
当時メイクの知識はゼロだったが、Twitterで自撮りをアップしている女性たちを参考に、”顔にお絵かきする感覚”でメイクを始めた。しかし、ゆきだるまさんを悩ませたのが、自身のコンプレックスでもあるという“頑固な一重”だった。 
「一重のまま自撮りをすると、ガン飛ばしているみたいに目付きが悪くなることがあって。かわいいと思う子は、みんな二重。真似しようとしても、二重の子のようには絶対になれない。二重まぶた化粧品など、様々な商品を試しましたが全然ダメで、二重に1度するだけなのに商品全部使い切ってしまったこともありました。自分に合うものをひたすら模索して、練習していましたね」 
研究を重ねたゆきだるまさんがYouTubeで初めて披露したメイクが、石原さとみのものまねメイクだ。動画の再生回数は180万を超え、「メイクでここまで似るものなのか」「もはや芸術…」などとSNSで注目を集めた。 
「石原さとみさんが大好きで、そのメイクを目指して発信してきました。私にとってメイクは自分に自信を与えてくれるものであり、自分を守ってくれる『鎧』です。今後も発信を続けていくことで、これから結婚や出産を控えた方や私の状況に近い方に、子どもがいても、時間やお金に余裕がなくても楽しく生きられるよと伝えていければと思っています。すっぴんがかわいくなくてもこれだけ変われるという希望を少しでも与えることができたら嬉しいですね。そういった方たちに少しでも参考になるような情報を発信していきたいです」 


Instagram、YouTubeなどのSNSを中心にインフルエンサーとして活動し、10代~20代の女性を中心に人気を集める「ももち」こと牛江桃子さん。現在、ゆうこすこと菅本裕子さんが代表を務める株式会社KOSの社員としているが、過去には劇団員、メイド喫茶、地下アイドル、ニート、アパレル店員と、23歳にして多くの経験を積み、辛酸を嘗めてきたという。 
「子どもの頃は、モーニング娘。さんの曲をずっと歌っていました。それをビデオカメラで撮影した映像が、家にはたくさん残っています。とにかくステージに立ちたいという夢があって、劇団にも所属して。舞台中心の生活をしていましたね。でも中学生になってからは、思春期というか、みんなと違うことをするのに気が引けるようになってしまった。普通でいたほうがいいかなぁという思いが勝って、周りのみんなに合わせてお化粧を始めてみたり、ちょっとギャルっぽい路線に進んでいました(笑)」 
「友達も彼氏もできて、日常の生活が楽しかった」というももちさん。しかしどうしても、表舞台に立つという夢は拭えなかった。 
「友達や彼氏にも内緒で、メイド喫茶でアルバイトをして。店内のステージで自由に好きな曲を歌って、踊っていました。高校を卒業して進路を選ぶときに、やっぱり人前に立つ仕事がしたいと強く思ったんです。『アイドル 大阪 オーディション』で検索して、一番上に出てきたオーディションを受けました。今思うと行動力の塊ですね(笑)」 
ももちさんはそのオーディションに見事合格し、地下アイドルとして活動を始めた。しかし、そこであるファンから言われた“一言”が現在のインフルエンサーとしての活動を始めるきっかけにもなったという。 
「アイドルとして、私服でライブを行ったんですが、ファンの一人に『ダサい』と言われてしまったんです。本当にショックで悔しくて。アイドルとしての活動を終えたあと、Kastaneというアパレルブランドでアルバイトを始めました。とにかくがむしゃらに働いて、SNSを始めるようになったのもこの頃から。見返したいという思いがあったんです」 
ゆうこすさんの会社が主催したオーディションで、4000人の中から選ばれ、現在はYouTubeやInstagramでの生配信など、SNSでの発信を地道に続けているももちさん。自身の詐欺メイクテクニックを披露したメイク動画は再生回数16万回を記録し、アパレル店員の経歴を生かしたファッション動画は10~20代の女性を中心に人気を集めている。 
「私を作り上げたのは、『悔しさ』です。今もよくコメントで『ブス』とか言われるんですけど、それをバネにできる体質になっちゃったので、むしろ『そんなブスにコメントくれてありがとう』と思えるくらいのポジティブの塊です(笑)。何を言われても無敵になりました。これからは元アパレル店員で販売士という経歴を生かして、生配信で物を売る『ライブコマーサー』として活躍したいです」

関連記事