台風10号が発生 お盆休み中に関東に近づく恐れも

10〜11日頃には小笠原諸島接近する予想で、その後は、関東など本州付近に近づく予想です。
ウェザーニュース

8月6日(火)15時、マリアナ諸島で発達中の熱帯低気圧が、台風10号(クローサ)になりました。この1週間で3つ目の台風発生となります。

▼台風9号 8月6日(火) 9時
存在地域 マリアナ諸島
大きさ階級 大型
移動 北西 15 km/h
中心気圧 998 hPa
最大風速 18 m/s
最大瞬間風速 25 m/s
» ウェザーニュース 台風情報

お盆休み中に関東に近づくおそれも

周辺の海域は海面水温が非常に高いこともあり、台風は急速に発達しながら北上する見込みです。明後日8日(木)には強い勢力まで発達する予想となっています。9号と同様に周辺の広い範囲の雲を巻き込んで、大型の台風となる可能性があります。

しばらくは太平洋高気圧の縁に沿うように北上を続けると見られ、10〜11日頃には小笠原諸島接近する予想です。

周辺での暴風・高波に警戒してください。動きが遅く、勢力も強いため影響が長期化するおそれがあります。
その後は、まだ不確定な部分が大きいものの、関東など本州付近に近づく予想です。

本州に近づく場合は、お盆休みの期間中に影響が出てきますので、今後の進路に要注意です。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風10号のクローサ(Krosa)は、カンボジアが提案した名称で「鶴」のことです。

【関連記事】

注目記事