iPhone SE2の値段は? ノイズキャンセル対応の「AirPods Pro」が登場?【Appleの最新噂まとめ】

新製品発表に関する様々な噂が飛び交っていたが、それらを発表するスペシャルイベント開催の一報はなし。11月にかけて動きがあるのか気になります。
Engadget Japan

新型16インチMacBook ProやiPad Pro、忘れ物防止タグなど噂が相次ぐものの、それらを発表するスペシャルイベント開催の一報は依然としてなし。11月にかけて動きがあるのか気になるところです。

iPhone SE2(仮)は約4万3000円〜からAirPods Pro(仮)が月末発売?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

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iPhone 8ベースで最新プロセッサーA13やメモリ3GBなどを搭載するという、フラグシップモデルよりは小型かつ廉価のiPhone SE2(仮)。その新たな噂が届けられています。

噂の出所は、アップルのインサイダー情報に定評あるアナリストMing-Chi Kuo氏の最新レポート。それによるとiPhone SE2からは画面押し込みの3D Touchが(元のiPhone 8から)削除され、ストレージ構成は64GBおよび128GBの2通り。本体カラーはシルバー、スペースグレイ、レッドの3つで、価格は399ドル(約4万3000円)とのことです。

iPhone SEはiPhone 5sと同じく画面サイズは4インチ。それに対してiPhone SE2はiPhone 8を引き継ぎ4.7インチと予測され、正確には「iPhone 8s」ではないかーーとの声もありますが、Kuo氏いわく、今年iOS 13にアップデートできなかったiPhone 6およびiPhone 6 Pusユーザーの買い替え需要を見込んでいるもの。つまり「最新のスペックかつ安価」という意味でのSE後継機であり、特に手のひらサイズ愛好家に向けた位置づけではないようです。

すでにアップルはサプライヤーに月200〜400万台の生産を指示しており、発売時期は2020年第1四半期。iPhone 11も前年のiPhone XRより安い価格設定にインパクトがありましたが、それよりも大幅に低めというiPhone SE2は、世界中で大きなニーズを掘り起こすのかもしれません。

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香港の人々が警察の動きを追跡できるアプリがApp Storeから取り下げられた直後、Apple TV+クリエイターにも中国に気遣うよう指示が出されていたとのうわさが報じられています。

そもそもの発端は、2016年にアップルが中国にてiBooks StoreとiTunes Movieがサービス停止に追い込まれたこと。それ以来、同社は中国当局の怒りを買わないように努力を続けているーーBuzzFeed Newsの情報筋はそう伝えています。

そんな事情を背景に、アップル幹部(サービス担当上級幹部エディー・キュー氏など)はApple TV+の映像クリエイターに「中国を風刺することを避ける」ガイドラインを提示したとのこと。もっとも、中国から多額の出資を受けているハリウッド業界でも珍しいことではなく、アップルに限った話ではないとも述べられています。

さらにアップルから「中国政府から連絡があった」とアプリ開発者に電話があった5分後にApp Storeからアプリが消されたとの逸話もあり。中国市場を開拓したことで大きな躍進を遂げたアップルですが、自由や人権を尊重する米国内から批判が予想され、米中の板挟みのなかで苦悩が続きそうです。

Thomas Trutschel via Getty Images
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情報サービス会社Mlexの報告によれば、9月にEUの独禁法規制当局からApple Payを利用している複数の企業に意見が求められたとのこと。主としてアップルがiPhone上でのアプリ内購入にて、他の支払い方法からApple Payに誘導する手法の問い合わせに重きが置かれていたとのことです。

iPhoneの初期セットアップではApple Payのセットアップを促し、Walletアプリに登録できる競合他社の決済サービスは限られているのは事実。つまりApple PayはiOSに密接に統合され、しかも他社より優遇された位置づけと見られているわけです。もっとも現時点では、規制当局はアップルへの調査を公に発表しておらず、あくまで予備段階にすぎません。

決済アプリを便利にする上で必須といえる「バックグラウンドでのNFCアクセス」は、iPhoneにおいては純正Walletアプリにのみ許された動作です。アップルは”決済以外”では制限を緩めてサードパーティ製アプリのバックグラウンドでのNFCタグ読み取りを許していますが、こと決済では独占を続けたままです。

これはEUに限った話ではなく、日本や米国でも共通した事情です。もしもEU規制当局がアップルに是正を求める事態となれば、世界的に非接触型決済サービスを取り巻く環境が大きく変化するかもしれません。

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初代モデルからApple Watchの主要サプライヤーだった台湾クアンタ・コンピュータが、2020年内に組み立てを辞めるかもしれないとの噂です。

その理由は「利益の懸念」、平たく言えば儲からないから。そして中国にある常熱工場を売却する可能性もあるとのことです。

すでにApple Watch組み立ては二次サプライヤーとして台湾コンパル・エレクトロニクスも加わり、クアンタが抜けても生産に支障をきたさない見込みが一方にあり。そして一方で、米トランプ政権による「対中制裁第4弾」によりApple Watchへの関税は引き上げられたものの、米国価格は変わらず。その分のコストダウンは誰が負担しているのか......といった事情もあり、アップルとクアンタともに利害が一致したとも憶測できそうです

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様々な噂が飛びかっているiPhone 2020年モデルですが、また新たな予想が加わりました。米証券会社Wedbushのアナリストによると、各モデルは5G対応、背面3Dセンシングシステムおよび「モーションコントロール」が実装されるとのことです。

身ぶり手ぶりでスマホを操作するモーションコントロールとしては、GoogleのPixel 4もSoliセンサーによる「Motion Sense」を公開したばかり。手が濡れている、少し離れたところから自撮りがしたいといったニーズにも合っていると思われ、今後のトレンドの1つになる可能性もありそうです。

iPhone 2020年モデルに関しては3モデルとも有機ELディスプレイを搭載して画面サイズが変更、背面にはToF方式(光線を対象物に照射し、返ってくる時間により距離や空間を計測する技術)の3Dカメラ導入との噂もあり。今年のiPhone 11シリーズはカメラ以外の新機能は控えめ、求めやすい価格に重点の感がありましたが、来年はハイテクを満載して攻めの姿勢に転じるのかもしれません。

MacGeneration
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仏メディアMacGenerationは、macOS Catalina 15.1ベータ内から「MacBook Pro16,1」なるアイコンを発見。新型16インチMacBook Proを示すものではないかとの推測を呼んでいます。

そのアイコンの色は、シルバーとスペースグレイの2つ。現行の15インチMacBook Proとそっくりな姿ながら、ディスプレイ周りのベゼルがわずかに薄くなっていることが確認できます。以前も「新型16インチMacBook Proの本体サイズは15インチと同じだが、ベゼルが狭くなって画面が大型化」との噂が報じられていました。

正面から見た角度ゆえにキーボードの形状や、おそらく本体の側面にある外部ポートの種類や数といった詳細は不明です。

新型16インチMacBook Proについては、画面の解像度は3072×1920、バタフライ式キーボードに代えて新型シザー式の採用や「新境地を開拓する高価格」といった予測がもっぱらです。米アップル関連情報サイト9to5Macは独自に予想レンダリング画像を作成し、両側に3つのUSB-C/Thunderboltポート(合計6つ)を発表していますが、賛否両論あったTouch Barのゆくえも気になるところです。

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アップル未発表製品の噂につき数々の実績ある台湾メディアの経済日報が、サプライチェーン情報として「ノイズキャンセル対応の新型AirPodsが10月末発売」と報じています。

その名称は「AirPods Pro」とされ、iPhone 11 Proシリーズ発売後としてはいかにもな製品名です。そして価格はProグレードに相応しく約2万8000円で、第2世代よりも約5000円アップが予想されています。

iOS 13.2ベータ内からも従来モデルとは形状が違うアイコンや、ノイズキャンセル設定と思しきアニメーションも発見されており、アップルが外装や内部設計を大幅に変更した新モデルを準備中であることは事実と思われます。

が、問題は発売時期です。経済日報の伝えるサプライチェーン情報は製品の仕様や生産状況には信ぴょう性がある一方で、「いつ店頭に並ぶか」「アップルがいつ発表するのか」は大きく外すことが珍しくありません。

ともあれ、10月末といえばあと10日と少し。今回の噂が正しいかどうか、もうすぐ結果が出ることになりそうです。

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