「日本は環境的な意識は残念ながら大変に低い」新海誠さんがLINEアワードの授賞式で語ったこと

映画『天気の子』について、「各国で反応が全然違う」と明かしました。
新海誠監督
新海誠監督
Aya Ikuta/Huffpost Japan

「LINE NEWS」が選ぶ2019年のニュースを彩った人物や記事を表彰する「LINE NEWS Presents NEWS AWARDS 2019」。12月16日に都内のホテルで表彰式が行われ、文化人部門で「話題の人」に映画監督の新海誠さんが選ばれた。

映画『天気の子』がヒットした新海さんは、今年一番気になったニュースに「気候変動や気候危機の話題」と回答。

『天気の子』について、「各国で全然反応が違う。日本ではラブロマンスとして受け止められているけれど、ヨーロッパだと『なぜ今この映画を作ったのか。今必要なアクションは何なのか』と聞かれる。非常に印象的です。日本は環境的な意識は残念ながら大変に低いという印象を受けています」と指摘した。

また、2020年に向けての抱負について、「オリンピックが過ぎ去った後、僕たちがどんな気分になっているのか、僕たちが住む国がどんな国になっているのかを見ながら、僕たちエンターテイメントができることは何なのかを考えていきたいと思います」と語った。

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